生命科学部 野村哲郎教授の研究グループは、野外で採集したマルハナバチの働き蜂から得たDNA情報を用いて、生息地における巣の密度を推定する方法を開発した。今回の研究成果により、種の保全において最も重要な女王蜂の個体数が推定できるようになる。
世界各国において、マルハナバチの多くの種...
京都産業大学生命科学部 佐藤 賢一教授らの研究グループは、老化したアフリカツメガエルの卵細胞を用いて細胞内の活性酸素レベルを検出したところ、活性酸素量は細胞透過性のAOXによって効率的に調節でき、選択的阻害剤であるアポサイニンは、老化した卵母細胞と卵に有益な効果をもたらすことを解明した。
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京都産業大学神山天文台と国立天文台の研究チームは、国立天文台すばる望遠鏡の共同利用で、新星「いて座2015 No.3(いて座V5669)」において史上8例目となるリチウム生成の現場を捉えることに成功した。
リチウムは、最初ビッグバン時に大量に作られ、その後、宇宙の様々な天体で作ら...
京都産業大学生命科学部の西田貴明准教授、東京都立大学の大澤剛士准教授らの研究チームは、地表面を流れる水を貯めやすい地形条件下、くぼ地や谷地形のような場所に水田が多く存在する地域では、市街地への被害が相対的に低くなることを明らかにした。
急増する自然災害に対応する手段の一つとして、...
京都産業大学経営学部は、レンタルサービス業のパイオニア企業であるエイトレント株式会社から提供された課題に、学生と社員が協働し解決プランを提案するプロジェクトを始動した。
京都産業大学では、実社会で必要となる心構えや能力を身に付けることを目的にキャリア教育に注力しており、経営学部では...
京都産業大学ギャラリーにおいて、日本庭園に関する調査研究を牽引してきた一人である森 蘊(もり おさむ)氏にスポットを当て、京都における庭園の研究業績を紹介する企画展を開催。法金剛院の庭園の実測図や測量機、森氏が製作を監修した東三条殿の模型など、約40点の資料を展示している。会期は2021年...
京都産業大学理学部 高木征弘教授は、神戸大学、奈良女子大学、東北大学との共同研究において、金星の大気の流れをシミュレーションする大気大循環モデル「AFES-Venus」を、地球シミュレータを用いて世界最高解像度で走らせ、小規模な波の自発的な励起を再現した。
金星は分厚い硫酸雲によ...
山岸 博 京都産業大学名誉教授らのグループは、アブラナ科作物の育種に最も広く使われている、ダイコンのオグラ型細胞質雄性不稔遺伝子(ミトコンドリアのorf138)に対する核の稔性回復遺伝子(Rfo)の働きを世界で初めて明らかにした。研究成果は「Molecular Genetics and G...
京都産業大学文化学部の開設20周年記念事業の一環として、2021年4月に新設した「文化学部京都文化学科観光文化コース」の開設記念シンポジウム「ポストコロナ社会の文化と観光を考える」を開催する。
シンポジウムでは、文化学部京都文化学科に「観光文化コース」を設置した目的と意義を広く一般...
上賀茂神社(正式名:賀茂別雷神社)で10年ぶりに執り行われた神馬「神山号」の交代式「神馬奉献退任奉告祭」において、京都産業大学馬術部部員4人が神馬の馬引きの役割を担った。
京都産業大学馬術部は、大学の開学と同時に体育会第1号のクラブとして創部され、全日本学生馬術大会や関西学生馬術大...