菅総理大臣が、7月末までに希望する高齢者への新型コロナワクチンの接種を2回分完了させる目標を表明したことで、高齢者の接種の進捗に注目が集まっています。スマートニュース株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:鈴木健)が、全国1741の市区町村で接種予定を発表しているウェブページを分析した結果、5月17日週までには、高齢者人口の65.6%が居住する993の市区町村で、高齢者の個人向け接種が開始される見込みであることがわかりました。なお、4月19日週(4月25日まで)で、すでに個人向け接種を開始している市区町村数は127、65歳以上の高齢者人口ベースで12.4%です。
●65歳以上の高齢者人口ベースで見た、週ごとの高齢者個人向け接種開始の見込み
5月17日週までには高齢者人口の65.6%で接種開始
●市区町村数で見た、週ごとの高齢者個人向け接種開始の見込み
5月17日週までには993の市区町村で接種開始
なお、全国1741市区町村それぞれでの接種開始時期については、スマートニュースが提供する「ワクチンアラーム」機能(※1)で、居住地や生年月日などの情報を入力することによって、確認することができます。
画像イメージ:「ワクチンアラーム」「ワクチンマップ」(両サービスの利用者は提供から1週間で100万人を超えた(※2))
また、当社が「ワクチンマップ」機能(※1)で用いる、全国の自治体や医療機関が公表した情報を分析した結果、4月25日時点で、全国のワクチン接種施設で一般利用が可能な病院のうち、予約可能な病院は868箇所(34,732箇所の2.44%)であることがわかりました。高齢者への接種開始直前の4月11日時点(215箇所)から、2週間で4倍以上に増えています。
●接種予約が可能な病院数(一般利用可)の推移(4月11日~4月25日)
当社では、報道関係者への支援のため、新型コロナワクチンの接種状況、接種施設と予約可否などに関するデータの無償提供を検討しています。データの提供については、広報までお問合せください。
■スマートニュース株式会社について http://about.smartnews.com/
スマートニュース株式会社は、「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」をミッションに掲げ、2012年6月15日に設立されました。日米5,000万ダウンロード(2019年10月末時点)を超えるニュースアプリ「SmartNews(スマートニュース)」を運用しています。世界中の膨大な情報を日夜解析し続けるアルゴリズムと、スマートデバイスに最適化された快適なインターフェースを通じて、世界中から集めた良質な情報を、一人でも多くの人々に届けていきたいと考えています。
(※1)
スマートニュース、高齢者への接種開始に合わせ『新型コロナワクチンチャンネル』開設 自分の接種時期に通知が届く「ワクチンアラーム」、かかりつけ医の予約開始がわかる「ワクチンマップ」など提供(2021年4月13日)
https://about.smartnews.com/ja/2021/04/13/20210413_1/
(※2)
スマートニュースの「ワクチンアラーム」と「ワクチンマップ」提供開始から1週間で利用者が100万人を突破(2021年4月21日)
https://about.smartnews.com/ja/2021/04/21/20210421/