立正大学(学長:齊藤 昇)と、一般財団法人日本地図センター(理事長:野々村 邦夫)は、お互いがおのおの有する知的・人的・物的資源を有効に活用し、事業展開、研究推進、教育・人材育成、地域貢献、国際交流等の各方面において広く連携を図り、社会の継続的な発展に寄与することを目指し、産学連携に関する協定を締結した。
1.提携の狙い
立正大学は現在ブランディング・プロジェクトの1つ「ネパール交流プロジェクト」の一環として「世界地図寄贈プロジェクト」を推進しており、ネパールの小学校に世界地図を贈呈する計画を立てている。今回の提携は、地理情報に関する多岐にわたる事業を行っており、内外の地図事情にも精通している日本地図センターが有する地図に関する知的財産を有効活用し、ひいては地図を通した学生教育や地域社会への貢献を目指す。
2.産学連携の具体的な取り組み
〈学術的見地からの取り組み〉
立正大学地球環境科学部では、「人文地理学」「自然地理学」「地図・地理情報システム(GIS)・測量」といった地理学に関するさまざまな学問を学ぶことが出来る。社会で役立つ観察眼や洞察力を養う「フィールドワーク」は、自然災害対策や交通網整備など社会的貢献に繋がる情報を地域の方々に提供できるものと考えている。
立正大学と日本地図センターとのコラボレーションで、地図を生かしたより深化した情報を学内外へ発信する活動が期待できると考えている。
〈産業的見地からの取り組み〉
(一財)日本地図センターは、内外の地図を広く収集し、管理し、および地図に関する情報サービスを総合的に行うとともに、地図の刊行および提供ならびに国土の利用・整備・保全に関する各種情報の地図化等地図に関する調査、研究等を行い、地図利用の普及と地図に関する技術の発展に寄与することを目的としている。立正大学との連携によって、地図を通した学生教育・人材育成への貢献を目指し、広く世界や地域社会への還元を行っていきたいと考えている。
▼本件に関するお問い合わせ先
立正大学 総務部研究推進・地域連携課
TEL: 03-3492-8152
一般財団法人日本地図センター
TEL: 03-3485-5417
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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