三菱鉛筆株式会社(本社:東京都品川区、社長:数原滋彦)は、鉛筆製造を行っている山形工場(山形県東置賜郡川西町、以下「現工場」という)の建物老朽化への対応に加え、さらなる生産機能の合理化および生産体制の強化を図るために、新たに山形県西置賜郡飯豊町に工場(以下「新工場」という)を新設し、現工場の鉛筆製造の機能の一部を新工場に移管し、2025年1月より稼働を開始いたします。
(※)写真は新工場外観のイメージです
当社は、1944年(昭和19年)に、戦争の疎開工場として山形県東置賜郡川西町に現工場を立ち上げ、「最高の品質こそ 最大のサービス」という社是に基づき、高品質かつ安全性の高い鉛筆を製造し、お客様にお届けしてまいりました。そして、当社鉛筆製造における主力工場として、時代を超えて事業成長を支える重要な役割を担ってきました。
当社は、創業150年に当たる2036年に向けた「ありたい姿2036(長期ビジョン)」として、「世界一の表現革新カンパニー」になることを掲げ、筆記具事業のグローバル化を中心に、事業の拡大への取り組みを進めております。その活動の一環として、筆記具事業における販売・供給・マーケティングといった各種機能の再構築を進めており、サプライチェーンのさらなる強化が不可欠と考えております。
そのような中で、現工場の建物老朽化が進んできたことから、従業員の安心安全を第一に考えるとともに、さらなる生産機能の合理化および生産体制の強化を図ることを目的として、隣町の山形県西置賜郡飯豊町に新たに鉛筆製造の新工場を新設することといたしました。ついては、鉛筆製造工程の一部を新工場に移設し、2025年1月より生産を開始いたします。新工場においても、地域社会との共生を大切にしながら、さらなる事業成長を目指して活動してまいります。
【新工場の概要】
所在地 |
山形県西置賜郡飯豊町添川3514-29 |
稼働開始 |
2025年1月(予定) |
敷地面積 |
20,000㎡ |
延床面積 |
8,064.32㎡ |
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