株式会社日本総合研究所(以下「日本総研」)とDaigasエナジー株式会社(以下「Daigasエナジー」)、アサヒグループジャパン株式会社(以下「アサヒGJ」)、アスエネ株式会社(以下「アスエネ」)、サラヤ株式会社(以下「サラヤ」)、三幸製菓株式会社(以下「三幸製菓」)、株式会社スギ薬局(以下「スギ薬局」)、日本ハム株式会社(以下「日本ハム」)、株式会社万代(以下「万代」)、株式会社ユーグレナ(以下「ユーグレナ」)による「チャレンジ・カーボンニュートラル・コンソーシアム(CCNC:Challenge Carbon Neutral Consortium)」(以下「CCNC」)は、2024年1月18日(木)より、スギ薬局3店舗(東京:江戸川瑞江店、名古屋:名古屋ゼロゲート店、神戸:須磨北店)および万代(大阪:高槻インター店)において、生活者が普段の お買い物行動の中で、カーボンニュートラルについて「触れる」、「学ぶ」、そして解決へ向けて「取り組む」 ことを促進する実証実験「みんなで減 CO2(ゲンコツ)プロジェクト~触れて、学んで、取り組んで!誰でもできる減 CO2行動で脱炭素!」を開始します。
■実証実験概要
下記要領で実証実験をします。詳細は本リリース別紙および実証特設ウェブサイトをご覧ください。
実証特設ウェブサイト
https://www.greenmarketing-lab.com/genco2/event/demo-field.html
■検証結果
実証実験終了後に、アプリの利用状況や実証参加者へのアンケート調査、店舗のID-POSデータを組み合わせて分析し、脱炭素行動変容の効果を検証します。結果については、Daigasエナジーが事務局となり、日本総研、アスエネと共同で実施している勉強会での検討結果も含めて、別途報告会の開催やレポートの発信などで公表する予定です。
■実証協力
スギ薬局・須磨北店での実証実験については、神戸市と日本総研との間で締結した「脱炭素型ライフスタイル実証事業連携に関する協定」に基づき、両者で協力して市民の消費に関する行動変容、脱炭素型ライフスタイル転換の促進の一環として実施します。具体的には、カーボンフットプリントを含むエコラベルに関するワークショップを開催し、買い物における脱炭素への貢献方法を学び、それを店舗実証にて実践することを目指します。
なお、同ワークショップの開催においては、趣旨にご賛同いただいた株式会社大丸松坂屋百貨店に場所や告知等のご協力も得て進めております。ワークショップの詳細については「脱炭素型ライフスタイルを知ろう・体験しよう」(神戸市/2024年1月9日 情報公開)をご覧ください。
「脱炭素型ライフスタイルを知ろう・体験しよう」(神戸市/2024年1月9日 情報公開)
https://www.city.kobe.lg.jp/a36643/977947896611.html
(別紙)
実証実験「みんなで減 CO2(ゲンコツ)プロジェクト~触れて、学んで、取り組んで!誰でもできる減 CO2行動で脱炭素!」の詳細は下記の通りです。
【実証実験概要】
実施期間:2024年1月18日(木)~2024年2月18日(日)
対象店舗:
スギ薬局
江戸川瑞江店(東京都江戸川区瑞江4-29-10)
名古屋ゼロゲート店(愛知県名古屋市中区栄3-28-11)
須磨北店(兵庫県神戸市須磨区多井畑字東山ノ上13-31)
万代
高槻インター店(大阪府高槻市成合東の町25-1)
【実証実験コンセプト】
日本総研が主催するCCNCは、生活者が脱炭素の取り組みに触れて認知を広げ、学びを通して楽しみ、興味をもって自分ゴト化する機会を用意することで、企業や行政、そして生活者が協力しながら脱炭素社会の実現に向けて取り組むことが重要だと考えています。生活者の脱炭素につながる行動(減 CO2(ゲンコツ)行動)の促進を目指した本実証実験では、期間中に対象店舗において脱炭素に寄与する環境配慮型の商品を集めた特設棚を設置し、来店者に特設棚へ足を運んでもらうための仕掛けやアプリコンテンツを提供します。生活者の脱炭素に対する意識や行動の変化を分析し、施策の効果を検証することで、企業がカーボンニュートラルの達成に向けて生活者の積極的な参加を促すための商品・売り場開発の在り方を実証すると共に、来店者には「買い物」を通じて脱炭素社会の実現に向けて取り組む企業を応援する実践の場を提供します。
【特設棚】触れる|学ぶ|取り組む
特設棚には「みんなで減 CO2(ゲンコツ)プロジェクト」のシンボルキャラクターである『ニャートラル』をデザインし、来店者の興味関心を引き出すことで環境配慮型商品への認知獲得を図ります。また、アプリと連動して、サプライチェーンでの脱炭素の取り組みについて楽しく学ぶことができる仕掛けを備えることで、子どもから大人まで脱炭素につながる賢い商品の選び方を学びながら、買い物が脱炭素につながる減CO2行動であることへの理解浸透を目指します。
特設棚に関わる参加企業各社のコメント
特設棚イメージ ※仕様は変更になる場合がございます。
【仕掛学】触れる
万代・高槻インター店では、大阪大学経済学部・大学院経済学研究科の松村研究室(通称:シカケラボ)の協力の下、来店者が脱炭素に「触れる」きっかけを創出することを目的とした「仕掛け」を店頭に設置します。来店者が声に出して脱炭素宣言をしたり、減 CO2行動を意識したアトラクションで身体を動かしたりする仕掛けを通じて、来店者の脱炭素に対する興味関心を高めるとともに、特設棚への誘導を図り購買行動の変化を検証します。
仕掛けイメージ ※仕様は変更になる場合がございます。
*仕掛学について
本実証実験の実施にあたり、松村真宏教授は「仕掛けを楽しみながら、いつの間にか『脱炭素』や『ゲンコツ』への意識が高まることを期待しています」と語っています。
【減 CO2謎解き(LINE謎)】触れる|学ぶ
一部店舗(万代・高槻インター店、スギ薬局・須磨北店)では、来店者が謎を解きながら脱炭素について楽しく「学ぶ」ことができる店舗回遊型謎解きゲーム『減 CO2謎解き(LINE謎)』を提供します。店舗内の各スポットに謎解きのヒントを掲示することで、来店者が店舗内を回遊し特設棚を訪問することや環境配慮型商品の購買を促します。
減 CO2謎解き(LINE謎)
【アプリ(みんなで減 CO2(ゲンコツ)プロジェクトアプリ)】触れる|学ぶ
店頭での施策に加えて、「みんなで減 CO2(ゲンコツ)プロジェクト」アプリを展開します。アプリでは、実証実験の特設棚と連動して環境配慮型の商品や企業の取り組みについて知ることができる『ゲンコツチョイス』のほか、エコラベルを探して学ぶ『エコラベル研究所』、QuizKnock(クイズノック)制作の脱炭素に関するクイズに挑戦できる『ゲンコツアカデミー』など、5つのコンテンツを通じて、生活者が減 CO2行動について楽しく学ぶことができます。
【陳列予定商品】※順不同
CCNCに参加し、生活者とともに脱炭素に向けて取り組みを進める企業の商品を特設棚に陳列します。特設棚やアプリ、各社のウェブサイトを通じて脱炭素に向けた活動内容を伝えます。
■「チャレンジ・カーボンニュートラル・コンソーシアム(CCNC)」とは
CCNCは、生活者が脱炭素の取り組みに触れて認知を広げ、学びを通して楽しみ、興味をもって自分ゴト化する機会を用意し、生活者とともに脱炭素社会の実現に挑戦する業界横断型の協創型コンソーシアムです。CCNCの設立趣旨や活動内容の詳細は、下記URLをご覧ください。
■
「みんなで減 CO2(ゲンコツ)プロジェクト」の紹介ウェブサイト
「みんなで減 CO2(ゲンコツ)プロジェクト」の詳細は、下記URLをご覧ください。
https://www.greenmarketing-lab.com/genco2/