高島屋大阪店で開催! 日本民藝館創設80周年記念 民藝の日本―柳宗悦と『手仕事の日本』を旅する―
- 株式会社高島屋
- 2017年09月26日
- 17:21
日本民藝館創設80周年記念
民藝の日本
-柳宗悦と『手仕事の日本』を旅する-
■会期 :2017年9月27日(水)~10月9日(月・祝)
■場所 :高島屋大阪店7階グランドホール(大阪市中央区)
■入場時間 : 午前10時~午後7時30分 (午後8時閉場)
※最終日は、午後4時30分まで(午後5時閉場)
※9月29日(金)、30日(土)、10月6日(金)、7日(土)は午後8時まで(午後8時30分閉場)
■入場料(税込): 一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料
■主 催 : NHK大阪放送局、NHKプラネット近畿、日本民藝館、朝日新聞社
■制作協力 : NHKプロモーション
■後 援 : 日本民藝協会
高島屋大阪店では9月27日(水)~10月9日(月・祝)まで、「日本民藝館創設80周年記念 民藝の日本 ―柳宗悦と『手仕事の日本』を旅する―」を開催いたします。
大正時代末期に、思想家の柳宗悦(1889-1961)を中心に提唱された民芸運動は、1936(昭和11)年、東京・駒場の地に「日本民藝館」を創設するという成果に結実しました。以来、優れた民芸品の蒐集や保存、展覧会の活動などがなされ、2016年10月に創設80周年を迎えました。
「民芸」とは、その主唱者である柳が「民藝とは民衆が日々用いる工藝品との義です。それ故、実用的工藝品の中で、最も深く人間の生活に交る品物の領域です」(「民藝とは何か」1941年)と語っているように、工人(職人)たちの手仕事により生まれた日常品です。つまり、「民芸」とは暮らしの造形であり、土地の伝統やそこに暮らす人々の心が形になったものといえましょう。
本展では、「民芸」の黄金期であった江戸時代後期から、その命脈が保たれていた昭和時代(1950年代頃まで)に焦点をあて、柳宗悦が日本各地で蒐集した日本民藝館の所蔵品を中心に、各地の民芸館の所蔵品を加え、約170点の優品で構成いたします。庶民の暮らしを彩ってきた民芸品には、各地で育まれてきたそこならではの豊かな造形感覚や美意識が宿ります。日本がいかに素晴らしい「民芸の国」であることを発見していただけます。
【展覧会構成】 会場は、3章で構成されます。
1章 柳宗悦について
柳が陶磁器の美しさに魅了されるきっかけとなった朝鮮陶磁器をはじめとする柳の蒐集品や創作者として力を発揮した掛軸の表装案、そして日本民藝館に縁の深い作家(河井寬次郎、バーナード・リーチ他)の作品を展示いたします。
2章 『手仕事の日本』を旅する
染色家・芹沢銈介の作品「日本民藝地図(現在之日本民藝)」を展示。東日本、中日本、西日本3つの部分からなる地図にあわせ、昭和期の代表的な民芸品を展示します。この「日本民藝地図(現在之日本民藝)」は、1941年3月から日本民藝館で開催された「日本現在民藝品展」のために柳宗悦の依頼により制作されたもので、今回初めて日本民藝館以外の会場で展示されます。
3章 民藝美の精華
日本民藝館創立後、民芸運動に共鳴した人々によって、全国各地に民芸館が作られました。本展では、日本民藝館を中心に各地の民芸館7館が所蔵する優品を併せて、民芸の黄金期といえる江戸時代の諸工芸品の魅力をご紹介いたします。
<出品する民芸館>
松本民芸館(長野県松本市)、豊田市民芸館(愛知県豊田市)、
日下部民藝館(岐阜県高山市)、大阪日本民芸館(大阪府吹田市)
倉敷民藝館(岡山県倉敷市)、鳥取民藝美術館(鳥取県鳥取市)、
富山市民芸館(富山県富山市)、出雲民藝館(島根県出雲市)、
熊本国際民藝館(熊本県熊本市)他
【巡回会期・会場】
・日本橋高島屋8階ホール 8月30日(水)~9月11日(月) 終了しました
・横浜高島屋8階ギャラリー 9月13日(水)~9月24日(日) 終了しました
・京都高島屋7階グランドホール 12月14日(木)~12月25日(月)
・ジェイアール名古屋タカシマヤ10階催会場 2018年2月23日(金)~3月5日(月)