ネットワンパートナーズ、OPSWATとディストリビュータ契約を締結。データ無害化・マルチスキャン・脆弱性検出を単一サーバ上で実現する脅威検出・防御プラットフォーム「Metadefender」を販売開始

~国内で多く利用されている日本語ワープロソフト「一太郎」にも対応。非常に堅牢なセキュリティが求められる組織・企業に最適なセキュリティゲートウェイ製品~

 ネットワンシステムズ株式会社のグループ会社で、パートナー企業との協業に特化してICTインフラを提供しているネットワンパートナーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:川口 貴久)は、セキュリティソリューションを提供するOPSWAT, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Benny Czarny)とディストリビュータ契約を締結し、マルチスキャン・データ無害化・脆弱性検出を単一サーバ上で実現する、簡単・強固なセキュリティ脅威検出・防御プラットフォーム「Metadefender」を、4月よりパートナー企業経由で販売開始します。
 想定する主な顧客業種は、官公庁・自治体および金融・社会インフラ企業などの、特にセキュリティを重視する組織・企業です。

 近年、サイバー攻撃の高度化・巧妙化が進み、標的型メール攻撃の多発や、マルウェア多様化による感染拡大の危険性増大、そしてランサムウェア(身代金要求型ウイルス)のPCからファイルサーバへのターゲット変化などを踏まえ、より一層効果的で堅牢なセキュリティ対策が求められています。

 これらの課題に対して「Metadefender」は、主に3つのエンジン(マルチスキャン・データ無害化・脆弱性検出)からなる複数の脅威対策を単一サーバ上で実現することで、セキュリティゲートウェイとして、未知・既知のセキュリティ脅威に対して簡単・強固なサイバー攻撃対策を実現します。

1.マルチスキャンエンジン
「Metadefender」の最大の特徴として、30以上のアンチウイルス製品のスキャンエンジンを同時に利用することが可能です。これによって、シグネチャスキャンや経験則(heuristic)スキャンなど各製品固有の得意領域を重ね合わせてマルウェアの検出率を高めるとともに、新種のマルウェアに対してもいち早くシグネチャを対応させたアンチウイルス製品で防御可能になります。

2.データサニタイズ(無害化)エンジン
「Metadefender」によるデータサニタイズの大きな特徴は、ファイル形式をPDFなどの別形式に変換するのではなく、ファイル内に仕込まれた悪意のあるスクリプトを検出・除去し、継続してそのままのファイル形式で利用可能な点です。DOC / PPT / XLS / PDF / JPG / HTMLなど主要な15種類のファイルに対応するとともに、日本語ワープロソフト「一太郎」にも今後対応する予定です。

3.脆弱性検出エンジン
既知のアプリケーションの脆弱性を重大度レベル(危機 / 重要 / 中程度 / 低度 / 不明)で特定し、既知の脆弱性を有するバイナリの組織・企業内への侵入を防ぎます。「Metadefender」独自の脆弱性検出エンジンは数百万のバイナリに対応しており、数千の主要な製品に属するバイナリのバージョンチェックおよび報告されている既知の脆弱性をサポートします。

 さらに「Metadefender」は、ファイル転送機能 / メール連携機能 / プロキシサーバ連携機能なども備えており、外部ネットワークとの境界防御に加えて、メールサーバ / プロキシサーバ / ファイルサーバの手前に設置したり、官公庁・自治体など組織内でネットワーク分離が必要な境界でファイル転送機能を活用したりすることで、多様なサイバー攻撃を防御します。
 さらに、社会インフラ企業や工場など、物理的にネットワークから分離されている機密エリア(エアギャップ環境)にメディアを介してデータを持ち込む場合のセキュリティチェック製品としても活用可能です。

 「Metadefender」の提供形態は、ソフトウェアのみの形態に加えて、パートナー企業およびエンドユーザの導入負荷軽減と導入迅速化のため、シスコシステムズの高密度ラックマウントサーバ「Cisco Unified Computing System Cシリーズ」とパッケージ化した形態も用意しています。

■ 最小構成価格
年額334,800円(税抜)
(基本機能となるワークフローエンジンと1つのスキャンエンジンを利用する場合。スキャンエンジンの追加 / データサニタイズ / 脆弱性検出 / ファイル転送 / メール連携 / プロキシサーバ連携などは追加ライセンス費用が必要)

<OPSWATについて>
OPSWATは2002年に設立され、ITインフラのセキュリティと管理ソリューションを提供しています。OPSWATの直感的なアプリケーションと包括的な開発キットは、SMBからエンタープライズ、そしてOEMを通して、1億を超えるエンドポイントセキュリティを実現しています。詳細は https://www.opswat.co.jp をご覧ください。

<ネットワンパートナーズ株式会社について>
ネットワンパートナーズ株式会社は、2008年11月に設立した、ネットワンシステムズ株式会社のグループ会社です。パートナー企業との協業ビジネスに特化し、ネットワンシステムズが販売可能な全ての商品群(サービスを含む)、およびネットワンパートナーズ独自のソリューションや製品を、販売支援・導入から保守・運用サービスまで含め、パートナー企業向けに付加価値とともに販売します。詳細は https://www.netone-pa.co.jp をご覧ください。

※ 記載されている社名や製品名は、各社の商標または登録商標です

<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
ネットワンパートナーズ株式会社
Tel:03-6256-0700 / E-mail:info-sales@netone-pa.co.jp

<本件に関する報道関係各位からのお問い合わせ先>
ネットワンシステムズ株式会社 広報・IR室:西田武史
Tel:03-6256-0616 / E-mail:media@netone.co.jp

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この企業の情報

組織名
ネットワンパートナーズ株式会社
ホームページ
http://www.netone-pa.co.jp/
代表者
川口 貴久
資本金
40,000 万円
上場
非上場
所在地
〒100-7026 東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー
連絡先
03-6256-0700

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