昭和大学(東京都品川区)は、東京都歯科医師会と歯学部学生教育に関する協定を締結した。今後は相互に連携し、社会のニーズに応えることができる歯科医師の養成を目指す。
この協定は、超高齢社会の到来とともに地域歯科医療を学ぶことが歯学教育の重大な要素と考える昭和大学と東京都歯科医師会が相互に連携し、社会のニーズに応えることができる歯科医師を養成することを目的としている。
調印式は4月22日、昭和大学旗の台キャンパスで行われ、同大の宮崎隆歯学部長(崎の字は「たつさき」)と東京都歯科医師会の高橋哲夫会長(高の字は「はしごだか」)は協定書への署名を終えると、握手を交わして、今後の連携・協力を確認した。
宮崎歯学部長はこの協定締結について「歯科医療が超高齢社会に適応し、かつ社会に貢献する医療人を育成するため、大学の教育ではできない部分を地域の先生方と一体となって取り組んで行きたい」と今後の展望を述べ、高橋会長は「一人でも多くの学生が医療人として成長し、こころを持った歯科医師として社会に輩出されるよう協力していきたい」と語った。
両者は今後、地域に根付いた歯科医療を学ぶ医療実習や、最新医療技術などに関する情報の交換、講師の派遣などで連携・協力を図っていく。
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人昭和大学
総務部 総務課(広報担当)
TEL: 03-3784-8059
(2015/04/24 10:30更新)
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/