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株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:長谷川隆、港区、以下JMAM[ジェイマム])は、管理者のマネジメントスキルを向上させる研修プログラムシリーズ「GR-72」について、新コースとなる「GR-72 対立を克服する力」を2014年12月より開講します。本コースのターゲットは、管理職候補者の方から上級管理職の方となります。
■「GR-72 対立を克服する力」について
管理者に必要な現場力である「問題を解決する力」を72時間で飛躍的に向上させる研修プログラムシリーズ「GR-72」は、「考え抜く力」と「対立を克服する力」の二つのラインナップで構成されております。
昨年、弊社では「GR-72 考え抜く力」を開発し、多くの企業に導入していただきましたが、今回新たに開講する「GR-72 対立を克服する力」は、問題解決力の中でも“対策を現場で実行すること”にフォーカスした講座です。受講者は、学習効果の高い集合研修を通じ、日々のマネジメント活動上で遭遇し得る様々な対人面での対立状況を模擬体験します。講座の中には、受講者自身が実際に手を動かすワーク、ロールプレイが豊富に盛り込まれており、短期間で対立を克服する力の習得が可能となります。
■なぜ今“対立”か?
これまでの日本企業は「同じことを効率よくやること」が強みであり、この点が国際競争力の源泉となっていたため、管理者にはプロセス管理が求められていました。しかし、グローバル化が進む現代では、新たな市場を作ることが生き残りの鍵となります。こうした時代において、管理者は組織を率いて常に新しいことへ着手し、成果に繋げることが求められています。
新しいことに挑戦し、成果を生み出すためには、多様な人たちの様々なアイデアをまとめていくことが必要です。こうした考え方を推進する上では、社内における人と人との対立は避けては通れません。対立と聞くと、「敵対関係」というイメージが強いかもしれません。しかし、世の中で「革新的」と言われている製品・サービスを見てみると、対立を乗り越えて生まれたものがほとんどです。
つまり、対立はこれからの時代における戦略実行の有効な“資源”となるのです。本コースでは、管理者が対立をコントロール・活用し、成果を出せる経営人材に育つためのお手伝いをします。
【 「GR-72 対立を克服する力」 3つの特長 】
(1) 3つの切り口で対立を分類
ひと言で「対立」といっても様々なパターンがあります。本コースでは、対立を「条件の対立」「認知の対立」「感情の対立」と3種類に分類し、それぞれの対立状況を解決するための基本的な考え方・方法・手順について、ケース演習を通じて理解していきます。
(2) 対立解決プロセスのフレーム
先に挙げた3種類の対立について、それぞれにおける解決プロセスのフレームを提示します。受講者は、ケース演習を通じて、これらのプロセスを理解し、ロールプレイングを通じて、実践的なトレーニングを繰り返していきます。
(3) 実践的学習をはかる豊富なワーク
対立解決プロセスのフレームについて理解を深め、職場で実践できる状態にまで高めていく上で、本研修では、大半がワーク、および実践ロールプレイングで構成されています。これらを通じて対立状況にあった解決をするための有効な構え・動作を練磨していきます。
JMAMでは、「GR-72 対立を克服する力」について、今後2年間に100社への導入をめざしています。JMAMは日本経済の根幹を支えるため、今後も管理者教育に一層の力を注いでまいります。
【 対立に対する具体的解決プロセス 】
※添付図参照
受講者は、フレームに沿って解決方法を考えることになります。現在直面している対立は「条件の対立」「認知の対立」「感情の対立」のうちいずれに該当するか分類することから始まり、それぞれの対立ごとにどのような解決プロセスが有効か学び、実践していきます。
【 「GR-72 対立を克服する力」 プログラム概要 】
名称:GR-72 対立を克服する力
対象:管理職候補者 ~ 上級管理職
受講方式:集合研修 (定員24名)
開講日:2014年12月
【 「GR-72 対立を克服する力」 プログラム構成 】
事前課題:行動タイプ診断(TAS診断)
<1日目>
午前 9:00 ~ 12:00
■エクササイズ
■ガイダンス
(1) 現場力を磨く
・対立について(ペア検討→クラス共有→解説)
(2) 自分の対立経験
・これまでの対立の経験
(個人検討→ペア共有→クラス共有)
・対立の考え方
(3) 導入演習
・ケース映像(ペア検討→クラス共有→解説)
(4) 自分の行動タイプ
・行動タイプ診断(TAS診断)
午後 13:00 ~ 17:30
(5) 条件の対立
・対立の解決の型
・ケース演習(ペア検討→クラス共有→解説)
・条件の対立の特徴と解決の型
・ロールプレイング
・達人に訊いてみよう
(6) 認知の対立
・エクササイズ
・ケース演習(個人検討→クラス共有)
・認知の対立の特徴と解決の型
■1日の振り返り
<2日目>
午前 9:00 ~ 12:00
■エクササイズ
■ガイダンス
(6) 認知の対立
・ミニロールプレイング(質問演習)
・ロールプレイング
・達人に訊いてみよう
(7) 感情の対立
・エクササイズ
・ケース演習(個人・ペア検討→クラス共有→解説)
・感情の対立の特徴と解決の型
・ミニロールプレイング(受け止め演習)
午後 13:00 ~ 17:30
・ロールプレイング
・達人に訊いてみよう
(8) 総合演習
・ケース映像(ペア検討→クラス共有→解説)
・ロールプレイング
(9) 自職場の対立
・対立を起こす
■まとめ
【 報道関係者お問い合せ先 】
株式会社 日本能率協会マネジメントセンター 広報
TEL:03-6253-8039 FAX:03-3575-2630 E-mail:PR@jmam.co.jp
株式会社 プラップジャパン(広報担当)戸塚、横山、持富
TEL:03-4580-9104 FAX:03-4580-9130 E-mail:jmam@ml.prap.co.jp
【 サービスに関するお問い合せ先 】
株式会社日本能率協会マネジメントセンター 研修ラーニング事業本部
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