統合主導型エンタープライズ自動化プラットフォーム「Workato」を販売開始
ローコード/ノーコードでシステム連携・自動化を実現し生産性向上
NTTデータ先端技術株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:木谷 強、以下:NTTデータ先端技術)は、Workato Inc(以下:Workato社)と統合主導型エンタープライズ自動化プラットフォーム「Workato(読み:ワーカート)」の販売代理店契約を締結し、2022年10月より提供を開始します。Workato社の「Workato」は、さまざまなクラウドサービス・オンプレミスシステムとの連携機能やワークフロー・自動化機能を提供します。また、自社内システムとの連携も可能であり、ITの知識がなくても使えるノーコード・ローコード開発にも対応するなど、全社での業務自動化を推進し、ビジネス変革・デジタルトランスフォーメーション(以下:DX)を支援します。
【背景】
昨今、社内のさまざまな仕組みがデジタル化され効率化される一方で、ツールの多様化や散在する社内情報、煩雑な手続きなどによって従業員のストレス・負担が増加することが新たな課題となっています。また、企業は状況に応じた新しい働き方への変革やDXをより一層推進していくと想定されます。
「Workato」は、豊富かつ多彩な連携機能とワークフロー機能を持つことで生産性が高く、負荷分散や冗長化の自動化等でメンテナンス・運用コストを削減することが可能なプラットフォームです。また、システム間連携が簡単にでき、接続システムの変更も柔軟に行えるため、さまざまなシステムを活用している企業では、「Workato」を活用することでさらなる業務効率の向上が見込めます。
今回、NTTデータ先端技術はWorkato社と販売代理店契約を締結し、「Workato」のライセンス販売を行うほか、当社が強みとする技術サポート、導入支援、運用サポートを提供し、企業のビジネス改革・DX推進を支援します。また、当社が高い知見を有するアジャイル開発により、小規模な導入からスタートし、ビジネスアジリティの向上に寄与します。
NTTデータ先端技術では、生産性向上や新しい働き方への最適化を目的に、「ServiceNowHR Service Delivery」を活用した従業員サービスポータルを構築するなど、全社的な業務効率化を推進しています。さらに「Workato」を活用することで、オンプレミスシステムやクラウドサービスとの連携が容易となり、業務の自動化・効率化などDXが加速できると考え、社内システムでの試行を進めております。
【「Workato」の概要】
「Workato」は、さまざまなクラウドサービス・オンプレミスシステムとの連携機能やワークフロー・自動化機能を提供します。2021年 Gartner(R) エンタプライズiPaaS※1のMagic Quadrant(TM)レポートにおいてリーダーの1社に位置付けられています※2。サーバ調達や運用が不要で、負荷分散や冗長化を自動的に行う機能も備えています。そのため、スモールスタートし、段階的にスケールアップすることが非常に容易です。
■1,000本を超える強力なインテグレーション機能
さまざまなエンタープライズアプリケーションとのコネクタ(API)を1,000本以上標準装備しており、短期間で効率的に導入可能です。Slack、Microsoft Teams、Workplace from Metaなどのコミュニケーションツールと連携でき、通常業務のなかでシームレスな自動化が可能です。
また、オンプレミスシステムとセキュアに接続して、既存資産を活用した自動化の構築も可能です。
■コミュニティによる22万本以上の自動化プログラム活用
ユーザコミュニティには22万本以上の自動化プログラム(レシピ)が公開されており、再利用することが可能です。レシピを活用することで、導入までの期間を短縮することができます。
■ローコード/ノーコードにより容易に利用可能
シンプルで直感的に操作できるため、専門的なIT知識を持たないユーザーであっても、簡単な業務自動化を推進します。業務効率化のツールを導入する際に発生しがちな、導入までのコストを大きく抑えることができます。
■エンタープライズ利用でも安心なセキュリティ&ガバナンス
さまざまな権限設定・アクセス制御に加え、利用状況やシステム稼働状況などを可視化することもできるため、エンタープライズレベルのセキュリティとガバナンスを確立します。
【今後について】
NTTデータ先端技術は、引き続きNTTデータと連携してさまざまな企業のビジネス改革・DX推進のために本サービスを提供します。また、本サービス展開のみならず、今後NTTデータグループ間での連携を強化しながら、お客様にとって最適なDXを支援します。2025年までに、関連するソリューションやサービス含めて累計10億円の売り上げを目指します。
【注釈】
※1 iPaaS:Integration Platform as a Serviceの略。社内システムや・クラウドサービスを連携・統合・管理するサービス
※2 Gartner, Magic Quadrant for Enterprise Integration Platform as a Service, Eric Thoo, Keith Guttridge, Bindi Bhullar, Shameen Pillai, Abhishek Singh, 29 September 2021
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