「小倉尚人展 ―祈りと宇宙―」 天賦の才に恵まれ、ひたすらに祈り描いた、孤高の画家。

株式会社高島屋

小倉尚人展-祈りと宇宙-
天賦の才に恵まれ、ひたすらに祈り描いた、孤高の画家

会 場    : 高島屋大阪店7階グランドホール
会 期    : 2021年3月24日(水)~4月12日(月) 
入場時間   : 午前10時~午後6時30分(午後7時閉場)
        ※最終日は午後4時30分まで(午後5時閉場)
主 催    : NHKエンタープライズ近畿     
後 援   : 朝日新聞社
企画協力  : NHKプロモーション
監 修   : 竹村牧男(元東洋大学学長)、金子啓明(日本大学芸術学研究科客員教授)
入場料   : 一般1,000円、大学・高校生800円、中学生以下無料
       
※混雑緩和のためにご入場については「WEBでの日時事前予約」を行います。詳細はホームページをご覧ください。
 
<両界曼荼羅 胎蔵界3番> 1980年~84年 岩屋寺蔵  
 
<両界曼荼羅 胎蔵界2番> 1980年~84年 岩屋寺蔵

         
 高島屋大阪店で2021年3月24日(水)~4月12日(月)「小倉尚人展―祈りと宇宙―」を開催いたします。小倉尚人(1944~2009)は、求道の画家として生涯を通じて内面世界を深く追求しました。東京学芸大学美術科を卒業、若い頃からセザンヌやジャスパー・ジョーンズなどの影響によるすぐれた作品を制作すると同時に仏画や曼荼羅を積極的に学び、独自の作風を次々に展開しました。30歳頃までは展示会で高い評価を受けましたが、40歳以降は隠棲の画家としての道を選び、自室で修行のようにひたすら仏画に向き合い、祈りを込めて制作を続けました。密教の宇宙観を独創的な大画面の抽象曼荼羅として描く一方、山水の中で瞑想する観音の静寂で高貴な境地を三十三観音図で見事に描写。その他、仏、菩薩像などの彩色仏画や線描の美しい羅漢図、さらに樹木や風景などその画題は多岐にわたります。
 64歳の生涯をかけて、描いた作品の多くは生前発表することなく、自らの菩提寺(福島県岩屋寺)に納めました。本展は、小倉尚人という稀有な画家の軌跡を約70点の作品を通じて紹介いたします。
 
 
 

【同時開催】
東日本大震災10年 渡辺幹夫写真展
フクシマ無窮 2021―たどりて、何処へ
 
 
震災後10年を迎えるフクシマの今を追い続けてきた写真家・渡辺幹夫の記録写真を展示します。


以上
 

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