「震災・備蓄」に関するブロガー意識、1年経っても依然薄れず?

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~Digital PR Platform ソーシャル調査  Vo.9~

デジタル時代の新たなPRを提供する総合プレスリリース配信サービス、Digital PR Platformでは、ソーシャルメディア上での口コミ動向を調べる調査を行っています。 今回の話題は、「震災と備蓄」です。昨年の3.11から1年が経過し、各地で黙祷が行われるなど多くの人が改めて震災を意識する機会となりましたが、ソーシャルメディア上ではどのように口コミされたのでしょうか。調査をまとめてみました。 <調査方法> ソーシャルリスニングツールShooti※を利用し、「震災 and 備蓄」に言及したブログを抽出・解析。 ※月間のブログ総エントリ数3,000万を網羅する、ブログウォッチャー社の解析ツール。楽天ブログ、ライブドアブログ他、国内主要ブログプロバイダー約100社の記事をカバー。 <調査期間> 2011.3.11~2012.03.11(1年間) <調査結果> 1.昨年の3.11以来、「震災 and 備蓄」に言及したブログ数は1年間で19,801件 昨年の3.11当日からは1週間の間に4,992件ものブログが投稿され、年間件数の25%を占めました。影響の大きさを物語っています。 2.1周年を期に再度盛り上がる 今年の3.11にはふたたび214件のエントリがあり、防災意識の盛り上がりを見せました。一方で、その数は震災後ピークの1/6。高いか低いか、評価の分かれるところです。 3.30代、男性が多い 年代別に見ると、30代が43.9%と半数弱を占め最多となっています。次いで、20代が32.4%、40代以上が20.2%、10代が3.5%となっています。男女別では、男性63.3%、女性36.7%と、男性のほうが倍多いようです。 <どのような言葉がよく使われている?頻出語トップ10> 上位は、1位「被害」、2位「状況」、3位「被災地」など、被害の心配や被災地の状況確認に関するワードで占められました。「被災地がどんな状況か知るため、ボランティアに行ってきた」という人のレポート、「被災地に赴けず、自分が無力に感じる」「被った被害の大きさで震災に対する温度差が歴然としている」など、様々な観点からの投稿が見られました。 1位 被害 2位 状況 3位 被災地 4位 地震 5位 必要 6位 日本 7位 対応 8位 影響 9位 生活 10位 普段 <どのような言葉とともに語られている? 記事内頻出の組み合わせ語トップ10> 1位は「大丈夫-思った」で、「備蓄してあるから大丈夫だと思う」「賞味期限は大丈夫かと思った」など、備蓄に対する安心を意識するようなワードが目立ちました。3.11後も頻繁に起こっている余震をはじめ、今年1月23日に東京大学地震研究所のチームなどが試算した首都直下地震の可能性に関する報道の影響もあり、防災意識を高める人が多かったようです。 また、2位「様子-見た」、3位「映像-見た」では、テレビで被災地状況の報道を見た感想や、首都圏でも買い占め報道に走る人々および不安を煽る情報を流す人々への批判が散見されました。 1位 大丈夫-思った 2位 様子-見た 3位 映像-見た 4位 被害-受けた 5位 可能性-高かった 6位 買い物-行った 7位 普段-使った 8位 体内-入った 9位 普段-食べた 10位 しか関西-住んだ なお、ランク外ですが、震災後の社会的混乱の中「被曝対策にはヨウ素の摂取が有効」として、「トロロ昆布を食べよう」あるいは「うがい薬を飲もう」といった趣旨の文章が、個人のブログのみならずネットの巨大掲示板やメールマガジン、Twitter等で出回るなど、大量の情報が錯綜する事態が見られました。 ~Digital PR Platform ソーシャル調査とは~ Digital PR Platform ソーシャル調査は、株式会社 ブログウォッチャーの提供する様々な解析ツールを使い、リアルタイムで時事性の高い話題について、一定期間のソーシャルメディア上の動向を抽出・解析する調査です。 調査結果は、最新のソーシャルメディア動向情報として、宣伝・マーケティング・広報ご担当者をはじめとする様々な方面でご活用いただく情報源となることを目指し、順次公開していく予定です。 【この調査に関するお問合せ先】 Digital PR Platform インフォメーション係 e-mail: info@digitalpr.jp ■Digital PR Platform http://digitalpr.jp/ ■株式会社ブログウォッチャー http://www.blogwatcher.co.jp/

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