立正大学がAI対話エンジン「PKSHA Chatbot」を導入 運用開始1カ月間で2,600件の質問に自動対応。



立正大学(所在地:東京都品川区、学長:寺尾英智)は株式会社PKSHA Technology(代表取締役:上野山勝也)のグループ会社である株式会社PKSHA Workplaceが提供するPKSHA Chatbotの運用を受験生向け入試情報サイト上において開始しました。
受験生からの問い合わせに対し、スムーズで適切な情報の提供と、学生募集活動における課題発見とその改善を実現していきます。




導入の背景:
 立正大学では、コロナ禍において増加したメールでの問い合わせに対応するために、2022年度からGoogleフォームによる受付を導入しました。しかし、問い合わせに対する即時性に課題があり、受験生へスムーズに適切な情報を提供する方法を検討していました。その中で、デジタルネイティブ世代である受験生が活用しやすいチャット形式のコミュニケーションツールを通じて、受験生が優良な接触機会体験を重ねて大学に対する認知や理解を促すことで、志願・入学意欲を高めることを目指して「PKSHA Chatbot」の導入を決定しました。

導入の概要:
 「PKSHA Chatbot」を導入するにあたり、Googleフォームで蓄積した約1年分の問い合わせ内容と回答内容を精査し、カテゴリー別に整理しました。その作業を通じて、受験生や保護者等がどのような情報を求めているのか、大学側はどのような情報を提供することが適切かを想定し、問い合わせに対して網羅的に回答できるようにFAQを設定しました。今後は、実際の対応状況を随時確認しながら、内容の見直しを重ね、回答の精度をさらに上げていきます。

今後の展望:
 入試制度や受験生の動向は多様化・個別化しており、さらに受験生世代のコミュニケーション形態も変化していることで、入試関連問い合わせに対する業務は量だけでなく1件にかかる対応時間も増加しています。そこで、受験生対応に適切なコミュニケーションツールを導入することで、問い合わせ対応業務を整理し、かつ情報を蓄積することで経験知として活用し、業務の効率化を図ります。
 さらに、チャットボットで取得・蓄積したデータから受験生のニーズ動向を把握し、問い合わせ対応の向上だけではなく、入試情報サイトやパンフレット、入試要項などの入試広報媒体や高校訪問・相談会、オープンキャンパスなどの学生募集活動の課題発見や改善を目指します。

大学からのコメント:
 大学側は、入試ガイドブックや入試要項、入試情報サイト等を通じて入試情報を適切に発信している"つもり"になりがちです。今回、問い合わせ内容の見直しやチャットボットの導入を通じて、一方向の情報提供では受験生が"知りたいこと"に十分に応えられていないことが明らかになりました。
 また、受験生の進路選択が多様化している中で、受験生が必要とする情報の内容は時期や個人によって異なるため、今後は個別のニーズに合った情報提供を通じて、出願や入学の意欲を高めてもらう施策をとることが不可欠です。
 チャットボットで蓄積されたデータの分析を通じて、受験生や保護者等へのサービスの向上とともに学生募集活動の成果へとつなげていきたいと考えています。


本件に関する問い合わせ先:
 立正大学入試センター
 電話:03-3492-6649

【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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組織名
立正大学
ホームページ
https://www.ris.ac.jp/
代表者
寺尾 英智
上場
非上場
所在地
〒141-8602 東京都品川区大崎4-2-16

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