人気番組を数多く手がけた放送作家による、企画術の極意!
株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:長谷川隆、東京都港区、以下JMAM [ジェイマム])は、石田章洋氏の新刊『企画は、ひと言。』を5月29日(木)より全国書店にて発売開始します。
トヨタ車・プリウスの「地球にやさしいエコカー」、アイドル・AKB48の「会いに行けるアイドル」、アプリ・LINE「無料で仲間とつながることができるアプリ」のように、世の中でヒットする企画は、必ず「ひと言でいうと、どんなものか?」を明確に言い表すことができます。
本書は、アイデアが思いつかない、企画がなかなか通らないと悩む方に向け、25年にわたってテレビ番組の制作に携わり、「世界ふしぎ発見!(TBS)」、「TVチャンピオン(テレビ東京)」といった人気番組を手がけてきたベテラン放送作家・石田章洋氏が、ウケるアイデアをつくりだす、「ひと言企画術」について紹介するものです。
石田氏は本書のなかで、企画がウケるためには、人から企画を「見える(=イメージできる)」ようにしなければならない、としています。アイデアが100%新しい企画は、自分以外の他者から企画が見えづらい(=理解されない)ため、実現しません。そこで、誰もが知っている“ベタ”なアイデアの力を利用するべきであり、「ベタに新しさをプラスαする。そのプラスαこそがクリエイティビティである」(第2章より)と石田氏は語ります。
例)サスペンス映画「ジョーズ」⇒(海を宇宙に、サメをエイリアンに置き換え)⇒ 映画「エイリアン」
本著には、こうした人を動かすための企画を生み出すノウハウが、わかりやすく紹介されています。企画・開発部門で働く方のみならず、自らの企画やアイデアを通して、周囲のひとを動かしたいと願うすべてのひとにとって、強力な武器となる1冊です。
●著者紹介● 石田 章洋(いしだ・あきひろ)
放送作家。日本脚本家連盟員・日本放送協会会員。テレビ番組の構成に携わって25年。手がけた番組の合計視聴率は5万%以上。最近の主な担当番組は「世界ふしぎ発見!(TBS)」「TVチャンピオン(テレビ東京)」など。構成を手がけた「世界ふしぎ発見!エディ・タウンゼント青コーナーの履歴書」は-第45回コロンバス国際フィルム&ビデオ・フェスティバルで優秀作品賞を受賞。
【書籍概要】
『企画は、ひと言。』 石田 章洋 著
●出版社:日本能率協会マネジメントセンター
●版型:四六判並製/216頁程度
●定価:1,512円(本体1,400円+税)
●ISBN:978-4-8207-1905-2
●配本日:5月29日
●発売:全国書店にて
『企画は、ひと言。』 目次
第 1 章 ウケる企画はみんな「ひと言」
ヒット企画の条件
あのヒット番組も「ひと言」から始まった!
ハリウッド映画も「ワンライン(=ひと言)」から始まる
センスがなくても「ひと言」はつくれる
企画は5つのSでうまくいく
第 2 章 ウケるアイデア5つの原則
原則1 〝トンガリ幻想〟は捨てよ
原則2 「ベタ(定番)」の力を利用せよ
原則3 「ベタ」に「新しさ」をプラスαせよ
原則4 「ベタ」と「新しさ」の理想のバランスを目指せ
原則5 ヒットの「カタチ」をつかめ
第 3 章 ひと言で発想する技術(1) アイデアを生み出す
ひと言の「種」を蒔こう!
まずは「実現できそうなもの」から考える
賢者の知恵――「ベタ」を徹底的に利用する
お調子者の美学――アイデアを平行移動する
プラスαの魔法をかける
その1 意外なものを足して化学反応を起こす
その2 何かを変える
その3 引き算する
その4 ひっくり返す
その5 理想のカタチから逆算する
「プラスα」のネタを増やす
第 4 章 ひと言で発想する技術(2) アイデアをひと言にまとめる技術
見える「ひと言」をつくりだす3つのステップ
STEP 1 「なんのために・なにを・どうする」
SPEP 2 ひと言のひな形「3つのC」にあてはめる
STEP 3 ムダな言葉はすべて削る
つくった「ひと言」は必ず見直そう
第 5 章 「ひと言」を強く、確実に伝えるために
見える「ひと言」で企画を通す
伝え方の黄金パターン
プレゼンの鉄板――「神話の法則」
ひと言で企画を通す〝究極のテクニック〟
【日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)について】JMAMは、日本能率協会(JMA)グループの中核企業として1991年に設立されました。通信教育・研修・アセスメント・eラーニングを柱とした人材育成支援事業、能率手帳の新生ブランド『NOLTY』や女性向けのカジュアル手帳『PAGEM』を代表とする手帳事業、ビジネス書籍の発行を中心とした出版事業を通じて、「成長したいと願うすべての人」を支援し続けていきます。www.jmam.co.jp