デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ コンサルティング合同会社(東京都千代田区、代表執行役社長 佐瀬真人、以下「デロイト トーマツ」)は、米国インディカー・シリーズに参戦するレーシングドライバー佐藤琢磨選手(所属:チップ・ガナッシ・レーシング)を2023年シーズンも引き続き応援します。
2022年シーズン、デロイト トーマツは佐藤琢磨選手が参戦する米国インディカー・シリーズにおけるレースデータ、車両・エンジンデータ、ドライバーのフィジカルデータに係る各種走行データをデジタルテクノロジーを活用して統合的に分析し、マシンセッティング、マシン開発などの競技力向上を目的としたテクニカルサポートを提供してきました。
また、データ分析の結果をさらに高度化・深化することでコネクテッドサービスや自動運転技術などのモビリティサービスへの応用に関する検討を進めたほか、脳データの研究開発、次世代アスリートのタレントマネジメントの高度化などに取り組んできました。
2023年シーズンにおいても、昨シーズンの実績を踏まえ、モータースポーツでのバイオ燃料の効率的活用やEV化などの検討を含めてカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを進めます。
また、脳データの研究開発を元にした交通事故防止や高齢者ドライバーの安全運転の推進といった社会課題解決へのアプローチ、競技参加や観戦体験を通じた個々人の心身の充実、地域社会の振興・活性化といったスポーツによる価値を高めることなどを通じて、自らのAspiration Goalに掲げるWell-being社会の実現にも貢献します。
■佐藤琢磨選手について
学生時代の自転車競技から一転、20歳で鈴鹿サーキットレーシングスクールに入り、モータースポーツの世界へ。主席で卒業し、渡英。英国F3で頂点を極め、2002年にF1デビューして活躍。2004年アメリカグランプリにて表彰台を獲得。
2010年からは米国最高峰のインディカー・シリーズにチャレンジし、2013年ロングビーチグランプリにて日本人初優勝を成し遂げ、世界最高峰のレースと言われるF1とインディカー両方で表彰台に上がった唯一の日本人ドライバーとなる。更に2017年は世界三大レースの1つと言われるインディ500で優勝を果たし、内閣総理大臣顕彰をはじめ多くの賞を受賞。2019年はインディカー・シリーズに挑戦して初めてシーズン2勝を飾ると共に、市街地コース、ロードコース、ショートオーバル、スーパースピードウェイという、インディカーで開催される4つの異なるタイプのコース全てで勝利を挙げたエリートドライバー(現役ではわずか5人)の仲間入りを果たした。
2020年には2度目となるインディ500のチャンピオンとなり、インディカーシリーズ通算6勝を収める。2023年はチップ・ガナッシ・レーシングに移籍し、インディ500を中心にオーバルのみ5戦に参戦する。
また、2019年よりHonda Racing School Suzuka(旧:鈴鹿サーキットレーシングスクール)のKart、Formulaのプリンシパルを務め次世代の育成にも力を入れている。
【参考情報】
なぜ私たちはヴィンテージカーを動かしたいのか
https://newspicks.com/news/6765457
レーシングドライバー佐藤琢磨氏から“未来のヘルスケア”への学び
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/technology/articles/dd/learning-about-the-future-of-healthcare.html