博士後期課程学生による合同研究発表会を開催します ~横浜市立大学 データ思考イノベーティブ人材フェローシップ事業~

 横浜市立大学は、博士人材の育成支援を通じ、優秀な研究者を輩出することを目指した「データ思考イノベーティブ人材フェローシップ事業*1」において、参加学生による合同研究発表会を開催します。

 本学は、令和3年2月に文部科学省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業
*2」のボトムアップ型事業*3に採択されました。本事業は、博士後期課程(博士課程)の学生のキャリアパス支援・研究支援を通じて、データ思考をベースに「課題発見・解決型」アプローチによる社会イノベーションを可能にする人材を育成するプログラムです。
 このプログラムに参加する博士後期課程(博士課程)の学生8名が、それぞれ1年間の研究成果を広く世界に発信するため、英語でプレゼンテーションを行い、データ思考の今後の研究への活かし方について、ディスカッションをします。
 また、連携企業や研究機関等を招聘し、研究内容を知っていただく機会とすることで、今後の企業等におけるインターンシップにつなげます。

【イベント詳細】
日時:令和4年2月17日(木)17:00~19:00
開催:オンライン(Zoom)または、みなとみらいサテライトキャンパス(配信拠点)

【発表内容】(英語によるプレゼンテーション:同時通訳あり)
  1. 胸腺上皮細胞における増殖サブセットの特徴解析
  2. 海洋微生物塩化物イオンロドプシンNM-R3の機構解明
  3. 脂肪組織から見た腹膜炎制御メカニズムの解明
  4. 家族性血小板異常症から急性骨髄性白血病への進展メカニズムの解明
  5. CPLB法の拡張と電極触媒反応への応用
  6. 死後CTでみられる疑似脊髄周囲血腫について
  7. 新規in situ ビオチン化法によるカハール体構成因子の網羅的同定とその形成機構の解明
  8. 自閉症スペクトラム障害(ASD)におけるAMPA受容体の集積

【ディスカッション】(英語によるディスカッション:同時通訳あり)
テーマ:「データ思考を今後の研究にどう活かすか? 」

<参考>
*1 データ思考イノベーティブ人材フェローシップ事業
 この制度は大学院6研究科すべてにまたがるプログラムで、全研究科の教育資源を活用し、データをもとに事象を適切に分析・説明できる素養と技能を持ち、人々が社会的、経済的に豊かで健康的な活動を営むことができる社会の実現に貢献できる人材育成を目指した文部科学省採択プログラム。
https://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/activity/gp/fellowship.html

*2 科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業
 修士課程から博士課程に進学する優秀な人材の確保を図るため、将来の我が国の科学技術・イノベーション創出を担う博士課程学生の処遇向上(生活費相当額(180万円以上)の支援を含むフェローシップ)と、キャリアパスの確保(博士課程修了後のポスト接続)を全学的な戦略の下で一体として実施する大学に対して支援される補助事業。

*3 ボトムアップ型事業
 価値創造の源泉である基礎研究・学術研究の卓越性と多様性を維持・強化し、将来を担う博士人材を戦略的に育成していくため、本フェローシップでは、各大学が将来のイノベーション創出等を見据えてボトムアップで提案するボトムアップ型と、国がトップダウンで分野を指定する分野指定型の2タイプがある。
  • ボトムアップ型:大学の強みや地域の強み等を生かしたイノベーションの創出等が見込まれる人文・社会科学を含む幅広い分野を大学が提案
  • 分野指定型:産学を通じて人材ニーズの高まる分野(情報・AI、量子、マテリアル等)を国が指定

本件に関するお問合わせ先
横浜市立大学 広報課
E-mail:koho@yokohama-cu.ac.jp

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
横浜市立大学
ホームページ
https://www.yokohama-cu.ac.jp/
代表者
近野 真一
所在地
〒236-0027 神奈川県神奈川県横浜市金沢区瀬戸22-2
連絡先
045-787-2311

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • デジタルPR研究所