人体認識技術でテレビの視聴データを取得するTVISION INSIGHTS、2020年10-12月のCMランキングを発表

1位は、三菱電機の霧ヶ峰「FZシリーズ・うたた寝~2020冬」篇!

  人体認識技術を用いてテレビの自然な視聴態勢「アテンション (誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているかが分かる指標) 」を計測し、データ提供しているTVISION INSIGHTS株式会社(東京都千代田区大手町、以下TVISION)は、2020年10-12月のCMランキングを発表しました。本ランキングは、テレビCMのクリエイティブをアテンションで評価するTVISION独自の指標「Cスコア」にて算出しております。(Cスコア詳細は本文に記載)


■ランキング概要
  1位は、三菱電機の霧ヶ峰「FZシリーズ・うたた寝~2020冬」篇となりました。女優の杏さんと人気お笑いコンビ「オードリー」の若林さんが、等身大の夫婦を演じることで人気の「ニクイねぇ!三菱」シリーズ。お家でのんびりとうたた寝するシーンが、お家時間が長くなっているコロナ禍の時世とマッチして、アテンションが伸びたと推測されます。2位は、豪華俳優陣が出演しているNTTドコモのドコモiPhone「先生、5Gって知ってる?」篇となりました。






■Cスコアの概要
  Cスコア (クリエイティブ・スコア) は、テレビCMのクリエイティブをアテンションで評価する指標です。CMが放送された時間帯の影響を排除し、クリエイティブの純粋な見られ方を評価できるよう設計されているのが大きな特徴です。Cスコアは平均値が100となるように算出されています。例えば、Cスコアが150のクリエイティブAと100のクリエイティブBがあったとき、放送された時間枠の影響を除くと、クリエイティブAはクリエイティブBの1.5倍注視されたと評価できます。
  
  Cスコアの特徴
  1. CM投下枠の効果を排除し、純粋なテレビCMクリエイティブの評価が可能です
    Cスコアはクリエイティブが獲得したアテンションを、そのクリエイティブが放送された時間枠に応じて調整し、算出されます。例えば、ゴールデンタイムは時間帯として注視されやすいため、ゴールデンタイムにたくさん出稿されたクリエイティブは、より多くのアテンションを獲得しなければ、Cスコアは高くなりません。
  2. クリエイティブがターゲット層に注視されているかどうかが評価できます
    性年齢やアンケートで聴取したカスタム属性を使って、ターゲットとするセグメントに注視されているクリエイティブかどうかを評価できます。


■Cスコア提供の背景
  TVISIONでは2015年の創業以来、VI値 (滞在度) ・AI値 (注視度) という指標をもとに、業界で唯一のテレビの「アテンションデータ」を計測する会社として、累計100社以上の広告主、広告会社、放送局にデータを提供して参りました。そのなかで、クライアントの皆様から、クリエイティブの注視度を評価するにあたって従来の指標では、どこにそのCMが流れたかの影響を受けてしまうため、純粋なクリエイティブ評価には使いにくいというご意見を頂戴しておりました。

今回提供を開始するCスコアによって、「純粋なクリエイティブの注視度を評価をしたい」「出稿した枠に関わらず、クリエイティブがターゲット層に注視されていたのかを知りたい」といったクリエイティブ担当の皆様のニーズにお答えできると考えております。



<Cスコアによるクリエイティブ評価イメージ>




■Cスコアの活用方法と今後の展望
  Cスコアを活用することで、CMが流れている時間枠に左右されない純粋なクリエイティブの見られ方を評価することができます。出稿量や出稿パターン、メディアプランは各ブランドまちまちですが、こういった違いを排除し、クリエイティブを比較することが可能になります。さらにクリエイティブの良し悪しが、どういった要素 (タレントキャスティング、サウンドエフェクト、BGM等) から生まれているのかを深堀り分析することもできます。

  現在はCMクリエイティブ評価指標としてCスコアをご提供していますが、将来的には「タレント」や「BGM」といった要素が、Cスコアにどれだけ寄与しているのかという貢献度もご提供できるようにしたいと考えております。また、Cスコアは、現状レポート形式でのご提供ですが、弊社が提供するBIツール「Telescope*」上で簡単にご覧いただけるよう開発を進めて参ります。

  今後、Cスコアを使ったクリエイティブ分析など随時発信していきたいと考えております。



<BIツール「Telescope」のCスコア画面イメージ>

ーカテゴリー/全体ランキングも週/月毎に自動で表示ー




*「Telescope」について ( https://telescope.tvisioninsights.co.jp/ )
「Telescope」はTVISIONが提供するブランドポジションをトラッキングするためのBIツールで、テレビデータへのエントリーツールとして、主にマーケター/ブランドマネージャーの皆様にお使い頂いております。新しい機能を随時アップデートしており、メディアプランニングやクリエイティブ評価のPDCAにお使いいただける機能などを段階的に搭載していく予定です。


【TVISION INSIGHTS株式会社について】
TVISION INSIGHTS株式会社は人体認識技術によってテレビ番組・CMの視聴態勢データを取得し、BtoB向け視聴分析サービスを提供しています。
ご家庭のテレビに、TVISIONが独自に開発した人体認識技術を搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的に取得。「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」というTVISION独自のアテンションデータを広告主・広告会社・放送局など国内累計100社以上のクライアントにご活用いただいています。現在、国内では関東エリアの1,000世帯・関西エリア100世帯、地上波/MX/BSの全番組を計測しています。TVISIONでは「新しいデータによってメディアマーケットを圧倒的に進化させる」というミッションのもと、テレビの価値をアテンションデータによって顕在化しています。
本件に関するお問合わせ先
<本件に関する問い合わせ先>
 TVISION INSIGHTS株式会社 広報担当  佐野 峯島
 東京都千代田区大手町1丁目6番1号大手町ビル6階
  E-mail info@tvisioninsights.com
  Tel 03-6268-8056

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この企業の情報

組織名
TVISION INSIGHTS株式会社
ホームページ
https://tvisioninsights.co.jp/
代表者
郡谷 康士
上場
非上場
所在地
〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目6番1号大手町ビル6階
連絡先
03-6268-8056

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