■会 期 : 2020年11月25日(水)~12月1日(火)
■会 場 : 日本橋高島屋S.C. 本館6階美術画廊(東京都中央区)
■入場時間 : 午前10時30分~午後7時30分 ※最終日は午後4時閉場
笹井史恵「藍洞-碧」2020年 16×85×72㎝/乾漆に青漆
日本の漆芸は器、オブジェ、概念的な作品など表現が多彩になり、近年、国際的にも高い評価を受けております。
今展は多くの優秀な作家を輩出して注目を集める京都市立芸術大学工芸科漆工専攻を卒業・修了後、気鋭の漆芸作家として活躍を続ける8名によるグループ展です。進化し続ける漆芸表現の現在をお楽しみください。
【作家一覧】50音順 敬称略
井川 健 市川陽子 黒沢理菜 笹井史恵
染谷 聡 柞磨祥子 永守紋子 萩原佳奈
【作家プロフィール】50音順 敬称略
〇井川 健
井川健「波の断片Ⅶ」2020年 10×113×12㎝/漆、ヤシの葉柄、木他
1980 兵庫県に生まれる
2017 金沢・世界工芸コンペティション大賞
京都府文化賞奨励賞
Hard Bodies:Contemporary Japanese
Lacquer Sclpture(Minneapolis Institute of Arts/アメリカ)
2019 個展「艶のある形」(日本橋高島屋S.C.本館美術画廊X)
〇市川陽子
市川陽子「漆皮」2020年(参考作品) 20×26×38㎝/漆、牛革、土
1985 大阪府に生まれる
2019 個展(GALLERY crssing/岐阜、Graphpaper/東京)
2020 個展(toripie/京都、うつわノート/埼玉)
〇黒澤理菜
黒澤理菜「陶子」2018年10×15×53㎝/漆、乾漆粉、卵殻、金粉、銀粉/合成樹脂
1992 茨城県に生まれる
2018 京都府新鋭選抜展
アンスティチュ・フフランセ関西賞
日本経済新聞関西支社賞
京都市立藝術大学修了制作展 大学院市長賞
2020 個展「みず色の隙間」(ギャラリー恵風/京都)
〇笹井史恵
笹井史恵「藍洞-碧」2020年 16×85×72㎝/乾漆に青漆
1973 大阪府に生まれる
2014 京都市芸術新人賞
2015 タカシマヤ美術賞、京都府文化賞奨励賞
2016 「革新の工芸-伝統と前衛、そして現代-」
(東京国立近代美術館工芸館/東京)
2019 個展「空のさかな」(高島屋/日本橋、大阪、京都)
〇染谷 聡
染谷聡「ミストレーシング/浄法寺菓子盆/踊る桃」2020年
平面作品・平皿・箱の一式[画像は平面作品(部分)]/漆、漆器(古物)、
木、StareReap2.5(RICOHによるUVインクの立体版画)
1983 東京都に生まれる
2014 京都市立芸術大学博士論文「漆芸における形態・文様・
プロセスの考察-咀嚼する加飾-」梅原賞
2015 京都市芸術新人賞
2020 「もようづくし」(和歌山県立近代美術館)
「DISPLAY」(MITSUKOSHI CONTEMPORARY
GALLERY/東 京)
〇柞麿祥子
柞麿祥子「Symbiosis」2019年 27×32×29㎝/漆、麻布、紙
1991 広島県に生まれる
2016 美術館での公開政策と展覧会(ロストック市美術館/ドイツ)
2019 個展「陰翳と漆」京都市立芸大移転プレ事業(ギャラリー崇仁/京都)
2020 日英文化季間2019-20個展(The Muse Gallery)・
アートフェア「Collect」(ロンドン)
京都市とパリ市の共同事業「Savoir-faire des Takumi」
(パリ、日本橋高島屋S.C.本館)
〇永守紋子
永守紋子「透き通った空気」2019年 40×40×10㎝/漆、顔料、麻布
1983 兵庫県に生まれる
2008 金沢卯辰山工芸工房修了
2018 個展“The Allure of Urushi by Ayako Nagamori”
(The gallery by SOLL/Hong Kong)
2020 個展「しばらくすると夜が来た」
〇萩原佳奈
萩原佳奈「ゆかりの月」2019年1.5×8×13㎝/漆、欅、金、銀
1987 大阪府に生まれる
2010 京都市立芸術大学作品展京都市長賞
2017 「現代工芸の数奇」(染・清流館/京都)
2020 個展「けはひ」(アートン・アートギャラリー/京都)
現在 京都市産業研究所・京都伝統工芸大学講師
【巡回会場】
・2020年12月9日(水)~15日(火) 京都高島屋6階美術画廊
・2021年1月6日(水)~12日(火) 大阪高島屋6階ギャラリーNEXT
【お問い合わせ】日本橋高島屋S.C.本館 TEL03-3211-4111(代表)