横浜美術大学が「2019年度 金兎賞」の授賞式を開催 -- 絵画専攻卒業生の横野奈々さんが受賞



横浜美術大学(横浜市青葉区)では、卒業制作において最も優れた成績を収めた学生に対して「金兎賞」を授与している。2019年度は絵画専攻卒業生の横野奈々さんが受賞。9月30日に贈呈式が執り行われ、宮津大輔学長から賞状と副賞の奨励金が手渡された。




 横浜美術大学の「金兎賞」は、同大の設置者であるトキワ松学園の佐野みどり理事からの寄付により2012年度に創設されたもの。卒業制作で最も成績が優れていた学生に対して、賞状および海外美術研修旅行を授与する。

 2019年度の金兎賞贈呈式は新型コロナウイルス感染症の影響により延期になっていたが、9月30日に改めて執り行われた。同年度の金兎賞は、絵画専攻卒業生の横野奈々さんが受賞。宮津大輔学長から賞状が手渡された。また、新型コロナウイルス感染症の拡大のため、予定されていたスペイン海外美術研修旅行は取り止めとなり、副賞として奨励金が授与された。

 美大生にとっての卒業制作とは、大学で学んだ全てが詰まった4年間の集大成ともいえる作品である。横野さんの作品は、100号から200号までの大型作品計6枚組で、身体の美について考察、傷を負い不完全となった人の痛みを表現し、今という時代の痛みまでも捉えようと試みたもの。木炭、パステル、鉛筆を使用し、繊細に積み重ねたデリケートな質感も見どころとなっている。

 横野さんは受賞に際し、「これまでの研究、そして、この作品を通して自分を掘り下げることができました。このような機会を設けていただき感謝いたします」とコメントしている。

 横野さんは卒業後も、 8月24日~9月7日まで開催されていた日動画廊「第7回 未来展」や、8月31日~9月5日に行われた藍画廊「往復書簡vol.3」など、さまざまな展覧会に参加。活発に制作および発表活動をしており、今後の活躍が期待される。


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