Formlabs、高精細ジュエリーの3Dプリントを可能にするCastable Wax Resinを発表

強力で身近な3Dプリントシステムを提供するFormlabs株式会社は本日、ジュエリー向けレジンライブラリに、まったく新しいCastable Wax Resinを追加し、出荷開始することを発表しました。
ワックスを含有するCastable Wax Resinは、3Dプリントしたパーツをそのまま直接インベストメント鋳造に掛け、灰を残さずきれいに燃え尽きるように設計されています。3Dプリントしたパーツは、フィッティング用の試作品と最終製品のどちらの製作にも適しています。


<デジタル化が進むジュエリー業界>
ジュエラーの作業スタイルは変化してきています。彼らが特に新しい製作法を見出すきっかけとなる最先端の素材として注目しているのが、そのまま鋳造可能な光硬化樹脂です。独立系のデザイナーがスタジオでコンセプトを練るために試行錯誤を繰り返したり、プロトタイプを量産したりすることを容易にします。大手の鋳造業者にとっては、生産能力の強化、拡大を図ったり、商品ラインナップをより多彩に充実化させたりすることを可能にする環境を提供するデジタル製作技術は、ジュエリー業界でのビジネスの成功の鍵を握る要素としてその重要性が日増しに高まってきています。


ジュエリーデザイナーやメーカーは、高性能の設備と素材を使うことによって、これまで手作業でしか行えなかった製作プロセスの効率化と短縮化を図り、より多くの自由な時間を得られるようになります。また、Form 2のような費用対効果に優れた使いやすいデスクトップ型3Dプリンタを導入すれば、あらゆるレベルのジュエラーに、より多くのビジネスチャンスや生産能力の向上をもたらします。

「3Dプリントを内製化するまで、我が社はワックス製品を外注していました。その当時の初期設計段階ではよく、より厚みを持たせたり、より薄く仕上げたりするために、寸法や形状を変更する必要に迫られていました。このCastable Wax Resinという最新の素材を使うと、初期プリントでもディテールが驚くほど再現されるため、インベストメント鋳造に非常に容易で効率よく移ることができることを知り、とてもワクワクさせられます」
アンドリュー・ゴールドスタイン、Zina Sterling Silver副社長

<凝った装飾の形状を正確にプリント>
ディテールの凝った複雑な形状のジュエリーを手作業で製作するのは、非常に高度な技術が必要です。需要やファッショントレンドの移り変わりが激しいジュエリー業界では最早、手作業中心の製作法だけでは、市場の変化のスピードに追い付くのは難しくなってきています。
Castable Wax Resinは、滑らかな表面仕上げだけでなく、パーツの強度を上げ、驚くほど精密なディテールの再現を可能にします。高精度プリントが可能、導入しやすい価格、優れた費用対効果、といった特長を持つ光造形(SLA)方式3Dプリンタ「Form 2」での3Dプリントのために最適化されています。
この高性能素材を使えば、浮き彫りにしたテキスト、デリケートなフィリグリーワイヤーやメッシュ、ディテールの凝ったパヴェといった精細なデザインの特長を正確に捉え、しかも積層痕を見えないように仕上げることが可能です。


アジア太平洋地域は、ジュエリーの世界最大の市場(小売価格ベース)を形成しており、大量の宝飾品が生産されています。Formlabsの製品開発チームは、中国、日本とインドのジュエリーメーカーなどと緊密に連携しながら、Castable Wax Resinが、この地域で特に人気の高い、ディテールの凝ったパヴェピースや大きなフィリグリーブレスレットを精密に再現できる、信頼性の高いレジンであることを確認しています。

製品開発の過程で、フィリグリーのような、非常に複雑な形状の再現に集中的に取り組んだことで、あらゆる種類のプリント設計を正確に実現できる素材を開発することができました。 Castable Waxは、あらゆる用途に使える、当社が誇る最高級のインベストメント鋳造用素材です。また、初期製作段階のフィッティングやプロトタイプの製作にすぐに使えるだけの十分な強度も備わっています。



<即日鋳造:短時間でバーンアウト完了、二次硬化不要>
ワックスを20%含有した信頼性の高い鋳造用素材として開発されたCastable Wax Resinは、短時間で灰を出さずに燃え尽きます。この素材は、標準バーンアウトスケジュールに沿って燃え尽きるように設計されており、その他に、R&R社のUltravest Maxxのように強度の高いインベストメントを使う場合は、光硬化樹脂をいち早く鋳造するために加熱時間を短縮した、8時間のショートバーンアウトにも向いています。

Castable Wax Resinは二次硬化が不要です。そのため、パーツの準備が早く確実に済みます。3Dプリントしたパーツはその段階で完全に硬化しており、そのまま鋳造に移ることができます。また、イソプロピルアルコール(IPA)でさっと洗浄するだけでパーツ全体がきれいになり、すぐに使用可能です。



<Castable Wax Resinでジュエリー事業をスケールアップ>
高性能素材と費用対効果の高い内製用の3Dプリンタは、高価な設備が整った工場でしか供給できなかった業界基準の品質をデスクトップでも達成可能にします。また、手作業中心の製作現場ではこれまで大変高度な手先の技術と時間を要した複雑な形状も容易に製作し、他の部品と組み合わせることもスムーズにできるようになりました。その結果、ジュエリーのデザイナーやメーカーの作業スタイルや製作環境に大きな変化をもたらします。




Formlabsについて
Formlabsは強力で身近な3Dプリントシステムを開発、製造しています。ボストンに本社を、ドイツ、日本、中国に支社を置く同社は、MIT Media LabとCenter for Bits and Atoms出身のエンジニアとデザイナーのチームが2012年に設立しました。Formlabsは世界中のエンジニア、デザイナーおよびメーカーのためにプロフェッショナル3Dプリントの業界標準を確立し、教育、歯科学、医療、ジュエリー、調査など、さまざまな業界でイノベーションを加速しています。Formlabsの製品には、SLA方式3Dプリンタ Form 2、SLS方式3Dプリンタ Fuse 1、3Dプリント自動化ソリューション Form Cell、3DデザインのPinshapeマーケットプレイスなどがあります。Formlabsは、クラス最高の3Dプリントソフトウェアに加え、3Dプリント用にさまざまな高性能の素材も独自に開発しています。

報道関係各位からのお問合せ先:
Formlabs株式会社(フォームラブズ)
マーケティング部
新井原 慶一郎
karaihara@formlabs.com
080-9997-0387

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
Formlabs Japan
ホームページ
 
代表者
新井原 慶一郎
資本金
0 万円
上場
未上場
所在地
〒350-1317 埼玉県狭山市
連絡先
080-9997-0387

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • Facebook
  • Google+