公益財団法人昭和大学医学・医療振興財団(東京都品川区・理事長 山元俊憲)はこのほど、平成28年度の昭和上條医療賞受賞者を発表した。授賞式は12月19日、昭和大学50年記念館で執り行う。
昭和大学医学・医療振興財団は、国民の健康増進と医学・医療の発展に貢献するために設立された公益財団法人。その主要事業の一つとして、顕彰事業「昭和上條医療賞」を平成26年度に創設した。その主旨は、地域保健医療において創造的かつ先駆的諸活動を行い、大きな成果をあげた実践者またはグループを顕彰することである。昨今、助成事業が一般的とされるなか、顕彰事業に重点を置いた取り組みは同財団の特色といえる。今年度の受賞者は次のとおり。
[第3回「昭和上條医療賞」(平成28年度顕彰事業)受賞者]
○医療人育成部門
・狭間 研至(一般社団法人 日本在宅薬学会 理事長)
「超高齢化社会における薬局・薬剤師活用に向けた生涯研修システムの構築」
○地域保健医療貢献部門
・うすき石仏ねっと運営協議会
代表: 舛友 一洋(大分県臼杵市医師会医療福祉統合センター センター長)
「ICTを利用し、地域住民、患者が安心して日常生活を過ごすために必要な患者本位の医療・福祉サービスの基礎づくりを目指す」
・野島 あけみ(在宅療養支援 楓の風グループ 副代表)
「最後まで地域で生きる社会づくりを目指した訪問看護事業の実践」
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