筑波学院大学(茨城県つくば市/学長:大島愼子)は、有限会社モーハウス(茨城県つくば市/代表:光畑由佳)と協定を締結し、モーハウスの海外向けWebデザインをメデイアデザインコースの学生の視点で提案する事業を開始。
筑波学院大学と有限会社モーハウスは、平成28年6月24日に連携・協力に関する協定を締結した。これは相互がもつ人的資源、知的財産や地域資源を活用し、地域振興を図るとともに、相互の人材育成、人的交流を推進し、つくば市から新たな情報を発信することに合意したものである。
「つくば市をキャンパスに」地域との連携による教育でビジネスリーダーを育成する筑波学院大学と、「授乳服があれば子育てはもっと楽しめる」をコンセプトに、授乳服を中心に先進的な取り組みを続けるモーハウスが、コラボレーションで、国際都市つくば市を盛り上げ、世界に向けて情報発信する。
◆世界へ向けたWebデザイン
モーハウスの新たなWebデザインを提案するのは、メディアデザインコース4年の山口詩穂さんと、久保田麻友さん。モーハウスの理念への共感から購買までを少ないアクションで提供するレイアウトの機能と多くの女性から共感を得るビジュアルを考案した。ビジュアルの提案では、桃色の背景にレースをあしらうことで、母親の愛情やぬくもり、柔らかさ、繊細さを表現しながらも画面構成は直線を用いることで子育てと社会を再びつなぎとめようとするモーハウスの真摯さと実行力を表現している。学生が提案と運用することにより、制作して終わりになりがちな企業Webサイトを社会の変化に柔軟に対応できる持続可能な情報発信源として学生が代々運用していく計画である。
◆新たな長期インターンシップの導入
筑波学院大学とモーハウスの協力関係は10年に及ぶ。学生が地域の企業や自治体で活動するオフ キャンパス プログラムという授業で、これまでも留学生を含む12名の学生が授乳ショーの企画立案、運営サポート、つくば店や青山店での授乳服販売に参加し、卒業生もモーハウスで活躍している。
このたび、通常の2週間のインターンシップでは、表面的な職業体験に終わり、企業のプロジェクトに提案したり、責任をもってプロジェクトを実行するような仕事は不可能であったが、3カ月程度の長期インターンシップであれば、効果的なキャリア教育が可能であると合意し、実現にこぎつけたものである。週1度か2度の勤務を3カ月、すなわち大学の前期または後期授業日程にあわせて行うもので、具体的には9月からの後期授業で日程を組む予定。
モーハウスの光畑代表は、6月末にペルー共和国で開催される2016 APEC (女性と経済フォーラム)に出席する予定で、これを機に、海外に積極的に情報発信する。
▼本件に関する問い合わせ先
筑波学院大学 地域デザインセンター
Mail: cdc@tsukuba-g.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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