日本橋高島屋「大近江展」で希少な「琵琶湖パール」販売
- 株式会社高島屋
- 2015年03月04日
- 20:06
琵琶湖の輝き「淡水真珠」の伝統を守りたい!滋賀県大津市の「神保真珠店」がパールを販売
琵琶湖の輝き「淡水真珠」の伝統を守りたい!
滋賀県大津市の「神保真珠商店」が
日本橋高島屋「大近江展」で 希少な“琵琶湖パール”販売
■場 所 : 日本橋高島屋8階 催会場
■会 期 : 3月11日(水)→16日(月) ※連日午後8時まで開催。最終日のみ午後6時まで。
「滋賀県」は、東京都、愛知県、神奈川県、福岡県などの大都市と共に、近畿圏で唯一、人口が増加している元気な県のひとつです。(平成25年10月1日時点)古くは、東海道と中山道が通る交通の要衝として、また現在でも東海道新幹線、東海道本線、名神高速道路など東西の物流大動脈が通る、地理的優位性も兼ねそろえ、京都や大阪方面のベッドタウンとしても発展してきました。また琵琶湖の自然環境や、歴史的資源にも恵まれた住みやすい環境が人気の秘密です。高島屋では、この滋賀県の自然と歴史が生み出す美食や技の数々、総勢42店舗が一同に揃う「大近江展」を開催致します。
琵琶湖の淡水真珠産業は昭和初期に本格的に開始され、昭和40年代半ばには6,000kgを超える生産量を誇り、昭和55年には生産額が40億円を超えて最盛期を迎えました。しかし、母貝となるイケチョウガイの不足と、中国が淡水真珠産業に市場参入したことにより急激に衰退しました。平成元年には生産額が1億円を割り込み、平成24年には生産量は11kgまで落ち込みました。
その淡水真珠が絶滅の危機に瀕する状況下、平成26年6月に琵琶湖産淡水真珠を扱う専門店「神保真珠商店」が滋賀県大津市に新たにオープンしました。社長の伊吹敏明さんは、昭和41年から官公庁向けに記念品などを無店舗で販売してきました。店を構える夢を諦めかけた矢先、大阪に住む長女の杉山知子さんが勤務先を退職し父の長年の夢を実現させるべく専門店経営に参加することを決意しました。今回、その希少な琵琶湖の淡水パールを、日本橋高島屋で開催の「第27回 琵琶湖夢街道 大近江展」で販売致します。
●琵琶湖パールの特徴
・海で手がける真珠養殖と異なり、淡水の琵琶湖で育てられた真珠
・球体だけでなく「長方形」や「十字形」など個性的な形状
・色は「白」「金」「紫」「ピンク」などさまざまな色彩
・琵琶湖の固有種である「イケチョウ貝」を母貝として3年間養殖