ヒトの胎盤と副甲状腺の遺伝子が共通して鰓(えら)で発現
― Gcm1・Gcm2遺伝子が歩んだ対照的な進化の道 ―
東京慈恵会医科大学解剖学講座の庄野孝範助教、岡部正隆教授らの研究グループは、国立遺伝学研究所との共同研究により、ヒトでは胎盤と副甲状腺という異なる器官の形成に関わる2つの遺伝子が、共通して鰓(えら)で発現していたことを明らかにしました。これは、魚類や両生類などさまざまな脊椎動物でGcm1とGc...
- 2026年08月26日
- 16:19
- 学校法人慈恵大学
― Gcm1・Gcm2遺伝子が歩んだ対照的な進化の道 ―
東京慈恵会医科大学解剖学講座の庄野孝範助教、岡部正隆教授らの研究グループは、国立遺伝学研究所との共同研究により、ヒトでは胎盤と副甲状腺という異なる器官の形成に関わる2つの遺伝子が、共通して鰓(えら)で発現していたことを明らかにしました。これは、魚類や両生類などさまざまな脊椎動物でGcm1とGc...
~The Lancet誌にCorrespondenceが掲載~
東京慈恵会医科大学外科学講座乳腺・内分泌外科の伏見淳助教は、全国の乳がん検診におけるマンモグラフィへの超音波検査の併用導入に関して、実社会での費用対効果など慎重に検証することが必要だとする提言を発表しました。
本提言は日本時間8月21日に国際医学誌 The Lancet にオンライン掲載され...
―細胞外リン脂質がバイオフィルムを組み立てる新しい仕組みを解明―
東京慈恵会医科大学 細菌学講座の杉本 真也 准教授(同大学プロジェクト研究部アミロイド制御研究室、室長兼任)、原 慧一郎 大学院生(研究当時)、金城 雄樹 教授らの研究グループは、東京大学 大学院医学系研究科 附属疾患生命工学センターの村上 誠 教授、武富 芳隆 講師、長崎 祐樹 助教、産業技...
東京慈恵会医科大学皮膚科学講座の延山嘉眞教授らの研究グループは、爪周囲の化膿性肉芽腫に対する緑内障の点眼薬外用の効果を世界で初めて客観的データから証明しました。 がん治療に用いられる分子標的薬などの副作用として、爪の周囲に「化膿性肉芽腫(かのうせいにくげしゅ)」が高頻度で発生すること...
~病変部での細胞間の強いシグナル伝達を確認~
東京慈恵会医科大学泌尿器科学講座の占部文彦講師、吉原健太郎大学院生、木村高弘教授、古田昭教授らの研究グループは、指定難病であるハンナ型間質性膀胱炎の膀胱組織を細胞レベルで解析し、病変部に特徴的な新しい線維芽細胞(NRG_Fib)を発見しました。さらに、この細胞が膀胱の表面を覆う細胞と通常とは異...
―可逆的・低侵襲な新しい減量・代謝改善手術へ期待―
東京慈恵会医科大学外科学講座上部消化管外科の大城崇司准教授(研究統括管理者)らの研究グループは、2026年6月19日、東京慈恵会医科大学の特定臨床研究計画の共同研究施設である東京Dタワーホスピタルにおいて、肥満症に対する新たな減量・代謝改善手術B-Clamp®を用いた腹腔鏡下胃クリップ...
〜白血球の変化に明確な性差を世界で初めて明示〜
東京慈恵会医科大学の延山嘉眞教授らの研究グループは、指定難病「神経線維腫症1型(NF1)」の患者を対象とした血液データ解析により、全身の白血球バランスが通常と大きく異なることを突き止めました。さらに、この免疫細胞(白血球)の変化パターンに明確な「性差(男女差)」があることを世界で初めて明らかに...
―世界初の新型コロナ後遺症治療薬の開発―
東京慈恵会医科大学・ウイルス学講座・岡直美講師、同・疲労医学講座の近藤一博教授、横浜市立大学の中村謙介准教授らの研究グループは、新型コロナ後遺症患者の倦怠感・抑うつ症状の原因が、新型コロナウイルスの感染で再活性化したヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)が産生するSITH-1タンパク質による脳内...
― 中心窩周囲の網膜感度と羞明との関連性 ―
東京慈恵会医科大学 眼科学講座(渡邉友之講師、堀口浩史准教授、中野匡講座担当教授ら)の研究グループは、緑内障患者において、視力や中心視野が比較的良好に保たれているにもかかわらず生じる「まぶしさ(羞明:しゅうめい)」の空間的な発生特性を明らかにしました。本研究では、「中心窩周囲領域」の網膜感度が...
~体温コントロールによる新たなマラリア制御の可能性~
東京慈恵会医科大学の小田川太一助教と嘉糠洋陸教授らは、低温環境がマラリア原虫の遺伝子の働きを弱め、赤血球に侵入する効率を低下させた結果、原虫の増殖が抑えられることを明らかにしました。加えて、体温の低下と抗マラリア薬を組み合わせることで、薬剤単独よりも原虫の増殖を強く抑えられることを動物モデルで...