2025年3月22日オープン、屋外エリアには31基の大型遊具も設置
子どもの健やかな成長にあそびを通して貢献することを目的に、教育玩具・遊具の輸入・開発・販売とあそび場づくりを行う株式会社ボーネルンド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中西みのり)は、2025年3月22日(土)にオープンする、道の駅おおとう桜街道「ふれあい広場」内の全天候型あそび場「こどもはうす」をプロデュースし、屋外エリアにはデンマーク・コンパン社の遊具を31基設置しました。
【 子どものあそびや多世代交流の促進に…「あそび場」を、多くの自治体や企業と開発 】
昨今、子どもが存分にからだを動かして遊べる環境が減少し、子どもの体力やコミュニケーション能力の低下が危惧されています。また、子育て中の親の孤立も課題となっています。こうした問題を解決すべく、当社は自社の室内あそび場「キドキド」の開発・運営で培ったノウハウを生かし、自治体や企業、団体と協働してこれまで全国に約70ヵ所以上の大型のあそび場を開発してきました。これらの施設は子育て中の親と子に加え、幅広い世代の住民の方々が交流するきっかけとなり、地域のコミュニティのハブとして、まちの活性化にも寄与しています。
【 天候を気にせず楽しめる「ふれあい広場」が道の駅おおとう桜街道にオープン 】
福岡県田川郡大任町に位置する道の駅おおとう桜街道は2010年にオープンした西日本最大級の敷地面積を誇る道の駅で、直売所や食事処に加えて、温泉やドッグランもあり、1日ゆっくりと過ごすことができます。今回、より子どもやファミリーが楽しめるよう、既存の道の駅の向かいに「ふれあい広場」をオープンします。
道の駅おおとう桜街道「ふれあい広場」は、幅広い年齢の子どもが楽しめ、多世代間の交流も促進できるよう、屋内外に多彩なあそびのしかけを用意しています。屋内あそび場「こどもはうす」は、成長段階に応じた3つのエリアを設け、天候に左右されず存分に遊べます。屋外は「ちびっこエリア」「多目的芝生エリア」「わんぱくエリア」「ゴーカートエリア」「遊歩道・健康遊具」の5つからなります。「ちびっこエリア」と「わんぱくエリア」には、子どもの成長や発達段階に合わせて楽しめるコンパン社の遊具を設置しました。「遊歩道・健康遊具」には、大人が体力づくりに利用できるフィットネスバイクを設置しています。
【 屋内あそび場「こどもはうす」:天候に左右されず発達段階に応じたあそびを楽しめる 】
「こどもはうす」は、暑い日や雨天時にも利用可能な屋内あそび場で、「アクティブエリア」「ロールプレイエリア」「ベビーエリア」の3つのエリアで構成されています。各エリアには0歳から12歳までの子どもの発達ごとに、興味や意欲を引き出すような遊具やしかけをそろえ、”こころ・頭・からだ”のすべてを使って存分に遊べるように設計しました。壁面には、地域に愛着が持てるように、大任町の象徴である彦山川や桜をモチーフにしたデザインを施しています。
・アクティブエリア(対象年齢:3歳頃~)
幼児期から学童期の子どもたちが、からだを思う存分使ってダイナミックに遊べます。遊びながら「登る」「回る」「ぶら下がる」など多様なからだの動きを促し、チャレンジできるしかけも豊富に備えています。
・ロールプレイエリア(対象年齢:1歳頃~)
ごっこ遊びや、組み立て遊びなど、工夫をしながらじっくり取り組むあそびを体験できるエリアです。親子や子ども同士がコミュニケーションをとりながら、想像力を存分に発揮して遊ぶことができます。
・ベビーエリア(対象年齢:0歳~2歳頃)
はいはい・よちよち歩きの赤ちゃんが、安心して自由に動き回れるエリアです。視覚・聴覚・触覚など赤ちゃんの五感を刺激するあそびをそろえています。保護者同士の情報交換やコミュニケーションの場にもなります。
【 屋外エリア:幅広い年齢層が楽しめるコンパン社の大型遊具・フィットネス器具を設置 】
広大な屋外エリアの「ちびっこエリア」「わんぱくエリア」「遊歩道・健康遊具」には、1967 年から子どものあそびを科学的に研究しているデンマーク・コンパン社の大型遊具を31基導入します。エリアごとに年齢や発達段階に応じた遊具を設置し、子どもの挑戦心をかき立て、あそびを発展させるようにしました。さらに、誰もが楽しめるよう、車いすからも乗り降りしやすく、座りや仰向けの姿勢でも楽しめるインクルーシブ遊具や、大人向けのフィットネス器具も導入しています。
・ちびっこエリア(対象年齢:3歳~6歳頃)
「ちびっこエリア」は、親子でのふれあいや、子どもの好奇心を引き出すエリアです。コミュニケーションが生まれやすいよう工夫した隠れ家のような「プレイハウス」や、「登る」「滑る」「渡る」「くぐる」など多様な動きを促す遊具を設置しています。砂場ではたっぷりの砂と水を使ったあそびを楽しむことができ、子ども同士で協力して砂山を作って水を流したり、道具を使って穴を掘ったり、あそびの中から様々な発見が生まれます。広場の中央には全長約15mの大きな海賊船が登場し、船を舞台としたダイナミックなごっこ遊びやからだ遊びが楽しめます。50人以上が同時に遊ぶことができ、異年齢の子どもも一緒に楽しむことができます。
・わんぱくエリア(対象年齢:6歳~12歳頃)
「わんぱくエリア」には、コンパン社の木製ネット遊具「アジリティトレイル」が日本初登場。からだの動かし方のコツを掴みながら、木の棒やロープの上を渡ることで、バランス感覚や筋力を養うことができます。繰り返し高く跳べるトランポリン型の「ジャンパー」や、一気に30mを滑走してスリルと浮遊感を楽しめる「スピードスライダー」、立ちや座りの体勢で回転遊びができる遊具など、学齢期の子どもたちの挑戦心をくすぐる多彩なあそびが楽しめます。
・健康遊具、ゲームフィールド

屋外敷地内には、のびのびと遊べる芝生広場や、フィットネス器具を設置したエリア、バスケットボールが楽しめるゲームフィールドを設けています。ここにも、デンマーク・コンパン社の屋外空間で楽しめるフィットネス器具とバスケットゴールを設置しました。子どもから中高生、大人、高齢者まで、幅広い世代の人々が心身の健康増進に利用いただける環境づくりを目指しています。
【 「道の駅おおとう桜街道『ふれあい広場』」概要 】
施 設 名 : 道の駅おおとう桜街道「ふれあい広場」
所 在 地 : 福岡県田川郡大任町大字今任原1339
あそび場面積:(屋外)ちびっこエリア・わんぱくエリア約2,300㎡(全体敷地面積 約18,536㎡)
(屋内)こどもはうす 約383㎡(施設延床面積 約630㎡)
利用可能時間:(屋内)こどもはうす 9:00~17:30(年中)
(屋内)教育支援センター 8:30~17:15(月~金)
(屋内)子育て支援センター 9:00~17:30(月~金)
対 象 年 齢 :(屋外) どなたでも (屋内) 0~12歳と保護者
利 用 料 :(屋内) こどもはうす:子ども500円、大人500円
町内者は1クール(60分)のみ無料
(屋外) ゴーカート5分500円
その他エリア 無料
開 業 日 : 2025年3月22日(土)予定
【 コンパン社について 】
1969 年にデンマークで設立。彫刻家であった創始者のトム・リントハート氏が住宅街のシンボルとして置いたオブジェで、子どもたちが夢中で遊んだことから遊具開発が始まりました。以来、コンパン社は研究機関を持ち、子どもを取り巻く環境やあそびを調査・研究し、子どもの成長や発達段階に合わせた遊具の開発を続けています。また、大人向けのフィットネス製品や、ユニバーサルデザインの製品づくり、誰もが遊べて利用できるインクルーシブなあそび場の開発にも取り組んでいます。
【 ボーネルンドについて 】
ボーネルンドは、あそびを通して子どもの健やかな成長に寄与するため1981年に設立し、一貫して“あそびの道具と環境”を提供する事業を展開。一般家庭へ向け、子どもの成長に必要な生活道具としての“あそび道具”を提案、全国52ヶ所で直営店舗を展開しています。同時に幼稚園や保育園、公園などで、高品質な大型遊具や教育道具の提供を含めたあそび環境の開発を行っており、現在までに手掛けた実績は国内約3万5千ヶ所まで拡大しています。また、2004年からは子どもが遊ぶ機会を増やすために、親子一緒に様々なあそびを体験できる屋内あそび場「キドキド」事業をスタートし、現在では「プレイヴィル」「PLAYLOT」を含む直営のあそび場 全国22ヶ所、年間170万人以上の親子にご利用いただいています。さらに「キドキド」のノウハウを取り入れた自治体のあそび場を全国に70ヶ所以上開発し、街の活性化にも寄与しています。