「細胞の毛」がホルモン分泌に影響することを証明
~下垂体の形成・分化を一次繊毛が制御する世界初の発見~
東京慈恵会医科大学 生化学講座の吉田彩舟講師(現 東邦大学 理学部)と吉田清嗣教授らの研究グループは、細胞に1本だけ存在する細胞小器官「一次繊毛」(注1)がホルモン分泌の要である下垂体(注2)の発生を制御することを世界で初めて証明しました。
本研究成果は、7月26日に「Endocrino...
- 2024年07月31日
- 10:39
- 学校法人慈恵大学
~下垂体の形成・分化を一次繊毛が制御する世界初の発見~
東京慈恵会医科大学 生化学講座の吉田彩舟講師(現 東邦大学 理学部)と吉田清嗣教授らの研究グループは、細胞に1本だけ存在する細胞小器官「一次繊毛」(注1)がホルモン分泌の要である下垂体(注2)の発生を制御することを世界で初めて証明しました。
本研究成果は、7月26日に「Endocrino...
~ALSおよびパーキンソン病に関する研究を実施~
乳歯由来歯髄幹細胞培養上清液「U-Factor®液」で、筋萎縮性側索硬化症(以下:ALS)やアルツハイマー型認知症などの難治性疾患の治療薬製剤化を目指している株式会社U-Factor(本社:東京都千代田区、代表取締役:井島英博、以下:当社)は、東京慈恵会医科大学(東京都港区、学長:松藤...
-独自のネフロン・ポドサイト解析により、世界で初めて実証に成功-
東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科 春原浩太郎助教、坪井伸夫准教授らの研究グループは、独自に開発したネフロン・ポドサイト解析法を用いて、肥満による腎障害の程度に個人差が生じるメカニズムを世界で初めて臨床的に実証しました。本研究の成果により、肥満によって透析治療が必要になりやすい腎臓の特徴が明ら...
コロナ禍前の4年間での66,905人の患者データを分析
東京慈恵会医科大学救急医学講座・附属柏病院集中治療部 吉田拓生准教授は、横浜市立大学データサイエンス研究科ヘルスデータサイエンス専攻 水原敬洋教授、清水沙友里講師らと、コロナ禍前における重症呼吸不全患者の診療実態が経年的に変化していたことを明らかにしました。
重症呼吸不全患者は複数の治療を必...
〜希少がんを対象に含む次世代抗がん剤創薬への新たな道を開く〜
東京慈恵会医科大学 生化学講座の吉田彩舟講師(現 東邦大学 理学部)と吉田清嗣教授らの研究グループは、京都大学ならびに東邦大学と共同で、発生や発がんを制御するHedgehogシグナルの新たな活性化機構とその責任分子(リン酸化酵素:DYRK2)を同定しました。
Hedgehogシグナルの異...
「木の心理療法室」、木の香りがうつ病の治療導入・継続のための後押しに
住友林業株式会社(社長:光吉 敏郎/以下、住友林業)、BrainEnergy株式会社(代表取締役:喜田 光洋/以下、
BrainEnergy)、東京慈恵会医科大学(学長 松藤 千弥/以下、慈恵医大)は、うつ病に対する木の効果解明研究を進め
「木の心理療法室」の効果を検証しました。本研究では...
-吸血停止シグナルの発見-
理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター栄養応答研究チームの佐久間知佐子研究員(元東京慈恵会医科大学講師)、東京慈恵会医科大学熱帯医学講座の嘉糠洋陸教授らの共同研究グループは、哺乳類の血液中に存在する「フィブリノペプチドA(FPA) [1] 」が、ネッタイシマカ [2] の吸血を停止させる...
~6月2日に講座開設後初の共同研究成果を米国臨床腫瘍学会(ASCO)で発表~
東京慈恵会医科大学(以下、慈恵医大)は、2024年4月1日付で産学連携講座「がんサバイバーシップ・デジタル医療学講座」を新たに開設いたしました。本講座は、がんサバイバーが直面する社会的孤立・孤独や医療・介護の不足に対処するために、新たな教育アプローチやデジタル医療技術の研究開発を行うことを目的...
東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座の安保雅博講座担当教授らは、全国7つのリハビリテーション施設と共同研究を行い、各施設に通院している高齢者の患者さんに、上肢と下肢を交互に動かして運動するクロスステップWE-100(OG Wellness 岡山)訓練をした群とヘッドホン付きマイクを使っ...
~足白癬とメラノーマの相関を発見~
東京慈恵会科大学皮膚科学講座の延山嘉眞教授らの研究グループは、足白癬 (あしはくせん・水虫)が足の裏のメラノーマ(悪性黒色腫 、メラノサイトのがん)の発生に相関があることを発見しました。
これまで足底の悪性黒色腫の発生には物理的な刺激との相関が想定されていましたが、今回の研究により、初めて足...