横浜市立大学のリリース一覧

ヒトiPS細胞由来の肝臓オルガノイド移植による革新的な肝線維化治療法の開発

― 肝硬変に対する免疫制御を介した新規治療法―
発表のポイント ヒトiPS細胞を用いて、肝類洞構造や胆管構造を有する大型化が可能な新規肝臓オルガノイドの創出技術を確立しました。 新規ヒトiPS細胞由来肝臓オルガノイド移植により、炎症抑制性マクロファージの誘導活性を介して、従来は治療困難であった肝線維化(肝硬変)の改善効果...

光線力学療法用の光増感剤を新たに開発

~腫瘍血管の正常化への応用に期待~
 横浜市立大学理学部 服部伸吾助教、荻島瑞希さん(2023年度博士前期課程修了)、中島忠章助教、野々瀬真司准教授、佐藤友美教授、篠﨑一英教授らの研究グループは、北海道大学大学院工学研究院 細谷祥太さん(博士後期課程1年)、北川裕一准教授、長谷川靖哉教授と共同で、光線力学療法用光増感剤*1と...

ずっと効く免疫抑制化合物の発見

-シミュレーションと実験のコラボによる薬効持続の機構解明-
概要                                    理化学研究所(理研)生命医科学研究センター免疫恒常性研究チームの秋山泰身チームリーダー、キッセイ薬品工業株式会社の丸山祐哉主任(理研生命医科学研究センター免疫恒常性研究チーム研修生(研究当時)、横浜市立大学大学院生命...

子育て世代の時間貧困解消と男女共同参画をめざした産学官共創ラボを設立しました

~データサイエンスによる新たなイノベーション創出に向けて~
 横浜市立大学は、大学、民間事業者、NPO、研究機関、行政等の産学官共創によって、2024年6月18日に「子育て世代の時間貧困*1解消と男女共同参画を目指した産学官共創ラボ(以下、共創ラボ)」を発足しました。  本学の文理融合研究に携わる研究者が中心となって、横浜市の関連部署...

妊婦の⾎中重⾦属濃度と⽣まれた⼦どもの川崎病発症との関連について

子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)
 京都⼤学大学院医学研究科 薬剤疫学分野特定助教の矢内貴憲、横浜市⽴⼤学⼤学院医学研究科 発⽣成育⼩児医療学教授の伊藤秀⼀、神奈川ユニットセンターらの研究チームは、エコチル調査の約10万組の親⼦のデータから、妊婦の⾎中重⾦属濃度と⽣まれた⼦どもの川崎病発症との関連について解析をしました。そ...

小学生・ティーンズ(中学・高校生世代)向け事業「図書館で夏休み」

横浜市立図書館と横浜市立大学学術情報センターは夏休みを応援します
 横浜市立図書館では、夏休みの期間に合わせて、小学生からティーンズ(中学・高校生世代)を対象としたイベントを全18館で開催します。  おはなし会や体験型のイベントのほか、夏休みに読む本を探しているお子さんに向けた学年別の本の展示や読書相談、自由研究などの調べもののお手伝いもし...

ヒトとマウスでは違う?  卵子・初期胚で働くヒトDPPA3によるUHRF1の機能阻害機構を解明

 横浜市立大学大学院生命医科学研究科 構造生物学研究室(エピジェネティクス構造生命科学)有田恭平教授、白石奈央さん(2023年度博士前期課程修了)、同研究科 構造エピゲノム研究室 小沼剛助教、東京大学医科学研究所 西山敦哉准教授らを中心とした研究グループは、DNAメチル化*1の維持...

相同組換えに依らない新たなゲノム編集メカニズムを発見

 横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科 分子生物学研究室の足立典隆教授と斎藤慎太助教は、これまで知られていなかった新たなゲノム編集メカニズムを発見し、その特性と制御機構の一端を明らかにしました。本研究の成果は、今後のゲノム編集研究やDNA修復研究に重要な示唆を与えるだけ...

横浜市立大学と公益財団法人実中研は産学連携に関する基本協定を締結しました

 公立大学法人横浜市立大学(神奈川県横浜市、理事長 近野 真一)と公益財団法人実中研(神奈川県川崎市、代表理事 野村 龍太)は、6月18日、産学連携に関する基本協定を締結しました。  本協定は、教育・研究等において相互に連携を深め、我が国のライフサイエンス・ヘルスケア領域におけるトランスレー...

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