横浜市立大学では、学生が自らの課題意識により、その社会課題解決にチャレンジする自主的な活動を支援する「NIコンサルティングチャレンジプログラム」を実施しています。
本プログラムは、株式会社NIコンサルティング
*1 代表取締役 長尾 一洋(ながお かずひろ)氏(昭和63年商学部卒)の篤志により、昨年度より創設された制度です。
今年度は、2023年度活動報告会に参加し、本プログラムが求める人物像に係る長尾氏の講演を受けて応募した学生が多く、具体的な課題意識や熱意を持った応募がより多く寄せられました。30名から応募があり、審査の結果、7名への支援を決定しました。
卒業生による学生支援の仕組みを通じて、在学生はより充実した学びの環境を得ることができ、将来のキャリアに向けて自信を深めています。
【支援が決定した活動テーマ】
〇強化学習による自律制御アルゴリズムの開発により、人とロボットの共存社会の
実現を目指す
〇2040 年の日本を元気にするために「現代の若者の生きづらさについて研究する」
〇アントレプレナーシップの当事者になる
〇口内の動作解析による英語の発音の可視化
〇生物多様性維持のために私たちに出来ること
〇アントレプレナーシップ教育を促進する学生団体の立ち上げへのチャレンジ
〇フィジーと離島に学ぶ、「幸せ」を実感できるノウハウとコミュニティの提供
長尾一洋氏コメント
我が国の閉塞状況がなかなか打破できない中、既存の発想や概念にとらわれず、社会課題に意欲的に挑戦できる若者の活躍が望まれています。そこで、微力ではありますが、ユニークな発想や熱意を持つ後輩諸君の挑戦を応援するべく、昨年度より本プログラムを起ち上げました。
(株式会社NIコンサルティング代表取締役,昭和63年商学部卒)
<支援の概要>
1.給付金額:年額50万円給付(一括支給)
2.対 象 :国際教養学部、国際商学部、理学部、データサイエンス学部の学生
3.支援対象 :2040年の日本を元気にするため、現状を独自の視点で分析し、それに基づき未来を予測
し、その未来に向けて行動できる学生
4.受給者数 :最大7名(年度ごとに2030年度まで実施予定)
5.選考方法 :【1次審査】書類選考(小論文)
【2次審査】プレゼン動画による選考
6.選考基準 :「問題意識」「分析力」「洞察力」「論理性」「視点の独自性」などから選考委員会で
総合的に判断。
参考情報
*1 株式会社NIコンサルティング
経営コンサルティングをDXした「コンサルティングの新しいカタチ」で、企業の経営改革をローコス
トで実現。コンサルティングノウハウをソフトウェア化した「コンサルティング・パッケージ」は、
「自らの課題意識により、その社会課題解決にチャレンジする」全国1万5千社の企業に導入されて
いる。
(本社:東京都港区)