WOWOWとローカル5Gを使用した実証実験を実施

ソニーワイヤレスコミュニケーションズ株式会社

ソニーワイヤレスコミュニケーションズ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:渡辺 潤、以下:SWC)は、株式会社WOWOW(所在地:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:田中 晃、以下:WOWOW)と、2023年8月19~20日に幕張メッセで開催された「SUMMER SONIC 2023」内でローカル5Gを使用したリモートプロダクションの実証実験を実施しました。

本実証実験ではWOWOWとTBSテレビが共同開発しているリモートプロダクションシステムを、SWCが幕張メッセに設置しているローカル5G設備を使用し運用できるか検証しました。
実証実験概要イメージ図

具体的には、ステージ上に設置したWOWOWのカメラを中継車から遠隔で操作する遠隔操作と、撮影した映像を中継車内のモニターに映し出す映像伝送の2つを、ローカル5Gを使用した通信で運用できるか実験しました。結果は、遠隔からの操作でも遅延を感じることなく運用ができ、WOWOWが求める安定した通信を実現することができました。

SWCは今後も様々なパートナーと実証実験を行い、幅広いサービス開発に努めていきます。

<参考情報>
【実証実験について】

日時:2023年8月19日、20日

場所:幕張メッセ(所在地:千葉県千葉市)

内容:ローカル5G通信を使用し、遠隔で撮影用カメラの操作および映像伝送。

参加事業者(役割):SWC(通信部分を担当)、WOWOW(撮影機材の構築・運用を担当)

実施内容:イベント会場で人が混雑する中、リモートカメラの遠隔操作と映像伝送をローカル5G設備により安定的に実施できるかを検証。

実証実験結果:
「遠隔操作」・・・中継車にいるオペレーターが行う操作を、ステージ上にあるカメラへ即時に反映することが確認されました。
「映像伝送」・・・違和感なく遠隔操作を実施できる品質での伝送を確認しました。

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