伊万里港では、平成16年8月から上海港との間で定期航路(コンテナ航路)が運航されています。
このたび、定期航路を運航する神原汽船株式会社では、既存の航路に加え、新航路が開設されることになり、伊万里港と上海港を結ぶコンテナ航路が週2便に増便されることになりました。
新しく増便される航路は、伊万里港から上海港まで輸出する際の所要日数が19日間から5日間に大幅に短縮されるとともに、週2便化によって利便性の向上が図られ、伊万里港での取扱貨物の増加が期待されます。
記
【新航路の概要】
・船社名
神原汽船株式会社(本社:広島県福山市)
・新航路
上海→伊万里→三池→八代→薩摩川内→上海
・就航船
TIANFU (総トン数:5,070トン、積載能力:349TEU)
※TEU:20フィート(コンテナの長さ)に換算したコンテナ取扱個数の単位
・就航日
平成25年8月23日(金曜日)から毎週金曜日寄港予定
【既存の上海航路】
上海 → 伊万里(毎週月曜日寄港)→ 国内・国外各港 →上海
<参考>
その他の国際航路/船社
・華南・韓国航路/興亜海運(韓国)
香港→黄埔→蛇口→厦門→釜山→伊万里→釜山
・大連・青島航路/民生輪船(中国)
大連→青島→伊万里→八代→大連
・釜山航路/高麗海運(韓国)
釜山→伊万里→熊本→長崎→釜山
伊万里港の取扱貨物量
平成24年実績(実入)30,169TEU ※前年比5.3%増
(輸入26,478TEU、輸出3,691TEU)