京都高島屋で「紫舟展~祈り~産んでもらっただけで一生かけても返せない恩がある」を開催
高島屋では初の個展となる紫舟展を京都店から巡回開催。作家のメッセージや想いを表現した、書、書画、立体作品を一堂に展観いたします。
■会期:2020年9月9日(水) ~ 15日(火)■会場: 高島屋京都店6階美術画廊(京都市下京区)(入場無料)
※最終日は午後4時閉場
ガラウェイ 37×177.5cm
京都高島屋では「紫舟~祈り~産んでもらっただけで一生かけても返せない恩がある」を開催いたします。
日本の伝統文化である「書」を書画、彫刻、メディアアートへと昇華させながら、文字の持つ感情や理を表現される紫舟先生は作品を通じて世界へと日本文化を発信し続けておられます。
6歳で書をはじめられ、1日8時間の稽古によって培われた集中力と精神力で己の歩むべき道を貫かれた末、2014年、フランス国民美術協会展において書画、彫刻で最高位、金賞を日本人として初めてダブル受賞されました。中でも彫刻は、甲冑文字以来、文字を平面上から解放させると共に、東西の線に対する思考の相違を明確にしたことが、「北斎は立体を平面に、紫舟は平面を立体にした」と評され、翌年にも同展において日本人では横山大観以来となる「主賓招待アーティスト」に選出されるなど、アーティスト紫舟の名を不動のものとされました。
今展では「祈り」と題し、未曾有のパンデミックにより世界が疲弊する中、自らも社会活動に携わられておられる紫舟先生からのメッセージであり、私たちが今ここにいることへの感謝を忘れず、どうか世界が元通りになりますようにと言葉と文字に思いが込められた作品を一堂に展観いたします。
ええ加減ね。 32×44cm
ながれるみずのかおり 40×40×130cm
<紫舟(シシュー)先生 書家/アーティストご紹介>
【世界での実績】
〔フランス〕ルーヴル美術館Carrousel Du Louvre フランス国民美術協会展(2014、2015)、ギメ美術館(2014)、Laval Virtual(2012)
〔イタリア〕ジェノバ伊副首相御覧(2017)、ミラノ国際博覧会 日本館(2015)、ミラノサローネ(2014、2017)、ヴェネツィア ビエンナーレ(2005,2011)
〔アメリカ〕ニューヨークPlayStation Theater(2019)/Central Station(2014)、ラスベガス ベラージオ(2020,2019)、シアトル(2019)、フロリダ、ワシントンD.C.(2013)
〔中国〕上海国家展示会議センター(2017)、香港世界貿易センター(2015)、台北市美術館(2013)
〔スイス〕ダボス会議(2012) 〔エジプト〕アレクサンドリア日本アラブ会議(2007)
【受賞】
天皇(現・上皇)陛下御製 揮毫(2018)
天皇皇后(現・上皇上皇后)両陛下 紫舟作品展御覧(2017)
秋篠宮殿下同妃殿下 紫舟作品展御覧(2017)
ミラノ国際博覧会 日本館「展示・デザイン部門」金賞(2015)
フランス国民美術協会「主賓招待アーティスト」(2015)、金賞・審査員賞金賞(2014)、「日本代表アーティスト」(2014)
「G1新世代リーダー・アワード」(2013)
フランスLaval Virtual「設計芸術文化賞」(2012)
防衛大臣 特別感謝状(2012) 第5回「手島右卿賞」(2010)
【社会活動】
作品チャリティ展示活動「Feed-Love Project」全作品制作(2019-)
大阪芸術大学美術学科 教授(2013-)
震災復興支援活動「日本一心プロジェクト」主宰(2011-)
書の文化普及活動「ラブレタープロジェクト」主宰(2006-)
巡回情報
会期:2020年9月23日(水)~ 29日(火)
会場: 高島屋大阪店6階美術画廊(大阪市中央区)