5月17日、チェコ共和国の緊急事態宣言は解除され、必要な制限に従い、徐々に通常の生活に戻り始めました。 国境措置も徐々に緩和されており、近隣諸国間の旅行も始まりました。

© Michal Vitásek

6月16日付最新情報と「信号機システム」の導入
2020年6月15日以降、シェンゲン圏とEU内一部の国境が部分的に開放され、EUおよびシェンゲン圏内での人間の移動が増えてきています。

チェコ共和国は、各国を感染リスクの高さを緑・オレンジ・赤の3つに分けた「信号機システム」を導入しました。各国の色分けリストは週ごとに更新されます。

• 緑ラベルの国：低感染リスク国
• オレンジラベルの国：中感染リスク国
• 赤ラベルの国：高感染リスク国

6月15日以降、緑ラベルの国の居住者 (EU市民+ long term EC resident」の資格を有する第三国人（日本人を含む））は、PCR検査の受診、陰性証明書の提出、隔離をすることなく、観光客としてチェコに入国することができます。また、チェコの居住者（９０日以上の滞在許可又は永住権を有する外国人 を含む）は、緑ラベル及びオレンジラベルの国からチェコに（再）入国する際、その事実を地域衛生局に報告する必要はありません。

シェンゲン圏の国境が第三国に開放された際には、チェコ政府は欧州委員会の勧告に従い、他の国に対してもこの信号機システムを使用します。つまり、全ての緑ラベルの国からまたは緑ラベルの国を経由してチェコに自由に旅行することが可能になります。


チェコ保健省、6月12日更新  https://www.mvcr.cz/mvcren/article/coronavirus-information-of-moi.aspx

2020年5月25日以降、チェコでは以下が許可されています：

• レストラン、カフェ、バー、その他の飲食施設（屋内エリア）
• ホテル、屋外キャンプサイト、その他の宿泊施設
• タクシー
• 動物園、植物園 （屋内エリア）
• 城及び城館（屋内エリア）
• サウナ、ウェルネスセンター
• 大規模な屋外イベント（最大2,500名まで（6/15～）

など…

人との距離、施設の消毒など、各施設・イベントで守るべきルールが設定されています（英語）：https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/06/Specification_2505-eng-checked.pdf

さらに、以下の場所を除いて、マスクなしで行動することが許可されています：

• すべての屋内施設（家を除く）
• 公共交通機関
•  他人との距離が最低1.5メートを保てない大規模な屋外イベントに参加する場合（同じ世帯メンバーのみの場合を除く）

チェコへのリアルな旅行の前に、バーチャル旅行で準備をしよう
欧州諸国を対象に規制が緩和されてきていますが、日本からチェコへ旅行できるようになるには、もう少し時間がかかりそうです。今は行きたい場所を確認して、行きたいところリストを作りましょう。

お家でチェコバーチャル旅行

• ユネスコ世界遺産やお城＆城館：https://czechtourism.com/jp/n/virtual-czech-sights/
• 美術館、ギャラリー、博物館：https://czechtourism.com/jp/n/virtual-tours-gallery-museum-theatre/
• プラハの人気観光スポット：https://www.virtualvisit.cz/prohlidky/PragueCityTourism/OldTownHall_direct/index.html?fbclid=IwAR1UR3aqQq8CPyh5Fl7qeAtDGRYCUtObnXbO7ST4SvtfB_d5yTzNzwGK-tQ#tower_east

YouTube動画で #チェコを知ろう



チェコ政府観光局が、チェコ親善アンバサダーと一緒に作成した　YouTube動画シリーズ #チェコを知ろう を公式チャンネル　https://www.youtube.com/c/CzechRepublicJP で視聴できます。
各動画では、チェコ政府観光局メンバーやチェコ親善アンバサダーがチェコの文化と観光地を紹介します。動画を見て、チェコ旅行のインスピレーションをゲットしましょう。

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ユネスコの世界遺産から知られざる自然景観まで、チェコ共和国の14の風景を、チェコ共和国公式ブログ「見る、知る、チェコ」 https://czechrepublic.jp/ からダウンロードできるようになりました。 オンライン会議用のバーチャル背景として、またはPC /スマートフォンの壁紙として使用可能です。