チェコの手仕事を巡る旅~ボヘミアガラスのクリスマスオーナメント

クリスマスを彩るガラスのデコレーション


クリスマスには欠かせないクリスマスツリー。チェコの多くの家庭では本物のモミの木を購入し、色鮮やかなオーナメントを飾り付けていきます。チェコでは13世紀からガラス工芸の伝統が続いており、「ボヘミアガラス」の名はその高い品質と共に世界中に知られています。このガラス細工の技術を使い19世紀中頃から中央ボヘミア地方を中心にクリスマスオーナメントが作られるようになり、現在も熟練した職人の手によって高品質なガラスのオーナメントが作られています。

クルコノシェ山脈で作られるガラスビーズを使ったデコレーション


小さな吹きガラスのビーズで作られたクリスマスオーナメントはチェコ独特の芸術作品です。第一次世界大戦以前から人気があり、北ボヘミアのクルコノシェ山脈で今も作られています。
現在はポニクラー(Poniklá)のラウティス社(https://rautis.cz/en/#pll_switcherによって製造されており、伝統的な方法を使用してビーズ装飾を製造している世界で唯一の会社です。工場見学では、150年前からほとんど変わらない伝統的な技術を使った一連の工程(手作業でのガラス吹き、銀メッキや染色、組み立てまで)を見ることができます。お土産として購入したり、ワークショップに参加することもでき、旅の思い出作りに最適です。




万博でグランプリを受賞したデザイン豊富なデコレーション~ドゥヴール・クラーロヴェー・ナド・ラベム


クリスマスオーナメントの生産は、数世紀前にイゼラ山脈からクルコノシェ山脈、そしてポドクルコノシー(Podkrkonoší)に広がりました。東ボヘミア地方のドゥヴール・クラーロヴェー・ナド・ラベムにある生産協同組合Glassworks Cooperative(https://www.vanocniozdoby.cz/?jazyk=enは1931年に設立され、その4年後にはドゥヴール・クラーロヴェーのクリスマスデコレーションコレクションがブリュッセルの万国博覧会でグランプリを受賞しました。キノコ、ロケット、ツリートップ、ベル、伝統的なボール。デザインに関係なく、どれも時代を超えて、何年も楽しむことができます。多くのチェコの家族は何世代にもわたってオーナメントを継承しています。こちらも工房見学が可能ですが、少人数の場合は事前の予約が必要です。

また、ドゥヴール・クラーロヴェー市立博物館では、クリスマスデコレーションの製造の伝統に焦点を当てた常設展示(https://www.muzeumdk.cz/tradice-vyroby-vanocnich-ozdob/を見ることができます。生産協同組合とその歴史、生産工程から、何十年にもわたって世界中に輸出されてきたアイテムを見ることができます。

チェコの伝統工芸を自分で体験~オパヴァ&イチーン

チェコ北東にあるシレジア地方の中心地オパヴァ(Opava)にあるオパヴァ生産協同組合Slezská tvorba(https://www.slezska-tvorba.cz/では、約70年間ガラスのボールオーナメントを製造し続けています。工房ツアーでは、手作業による吹き付け、銀メッキ、染色、塗装、最終梱包までの製造プロセス全体を見ることができ、最後にはハート型のガラスオーナメントに好きなメッセージをペイントしてもらうことができます。
プラハ北部、ボヘミアン・パラダイス近郊のイチーン(Jičín)に拠点を置くHAN Company(https://www.han-design.cz/en/excursions/では工房見学をすることができ、希望者は自分でガラスボールにデコレーションをすることも可能です。事前の電話予約が必要です。




本件に関するお問合わせ先
本件に関するお問合わせ先
チェコ政府観光局 - チェコツーリズム
担当:PR&マーケティングマネージャー 麻生理子
〒150-0012:東京都渋谷区広尾2-16-14チェコ共和国大使館B館2F
TEL: 03-6427-3093 
E-mail: aso@czechtourism.com

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組織名
チェコ政府観光局 - チェコツーリズム
ホームページ
https://www.visitczechrepublic.com/ja-JP
代表者
パヴリーク シュテパーン
上場
非上場
所在地
〒150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-14チェコ共和国大使館B館2F
連絡先
03-6427-3093

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