進化した石化!大理石のスケートボードやヘッドホンを発表! 村松英俊 STONE TOOLS
・会 場:日本橋高島屋S.C. 本館6階 美術画廊X
「skateboard_P」 2019 16×57×h13cm オニキス、トラック、ベアリング
このたび日本橋高島屋美術画廊Xでは、「村松英俊 STONE TOOLS」を開催いたします。
村松英俊は1988年静岡県に生まれ、京都造形芸術大学美術工芸学科を卒業後、東北芸術工科大学大学院で彫刻を学びました。2016年には現代芸術振興財団のCAF ART AWARD選抜展に出品するなど、そのユニークな作品で早くから注目を集めている作家です。
「skateboard」 2019 21×80×h14cm 大理石、トラック、ベアリング
村松は、ミシンや井戸の手押しポンプなど、古い既製品(レディメイド)のパーツの一部を大理石に置き換えることで、その古道具が使われてきた歴史の上にさらに悠久の時間を付加するような作品を制作しています。
日本には付喪神(つくもがみ)という、長い年月使われ続けた道具には魂が宿るという言い伝えがあります。視覚的違和感と不思議な親密さを発しながらモノと一体化する石は、愛すべき道具たちへの村松のリスペクトと自我の投影かもしれません。
「headphone」 2015 25×25×h25cm ヘッドホン、大理石
高島屋初個展となる今回は、スケートボードやヘッドホンなど、現代的な“道具”をモチーフにした新作を中心に発表いたします。また一歩進化した石化を、ぜひご高覧ください。
「metronome」 2018 13×13×h24cm メトロノーム、大理石
【お問合せ】 日本橋高島屋S.C.本館 ℡(03)3211-4111(代表)