東芝グループ理念体系の導入について
当社グループは、今年度を、新たな体制でグローバルの優良企業に匹敵する収益性を確保し、競争を勝ち抜くエクセレントカンパニーへの変革元年と位置付けています。本理念体系は、この変革の実現に向け、創業以来143年におよぶ歴史の中で、当社グループが大切に受け継いできた経営理念やDNAを踏まえて策定したものです。今後、本理念体系をグループ全員の拠りどころとして、グループ一丸となって確かな技術で豊かな価値を創造し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
本理念体系は、「東芝グループ経営理念」、「私たちの存在意義」、「私たちの価値観」の3つの要素で構成されています。
「東芝グループ経営理念」は、1990年に策定した当社グループスローガン「人と、地球の、明日のために。」を主文に据え、同年策定の旧経営理念の文言を、当社グループの変わらない信念として踏襲しています。
「私たちの存在意義」は、当社グループが社会において果たすべき役割をまとめたものです。創業以来培ってきた当社の発想力と技術力を結集し、連綿と続く未来に対して、幅広い事業領域から総合的に解を導き出し、新しい未来を始動させる姿を表現しています。
「私たちの価値観」は、当社グループ従業員が共有し大切にする価値観として、「誠実であり続ける」、「変革への情熱を抱く」、「未来を思い描く」、「ともに生み出す」の4つを定めています。
当社グループは、本理念体系に基づいた新しいビジュアル表現を、10月1日から企業広告やホームページ、製品カタログなどへ順次展開していきます。
なお、本理念体系の導入に伴い、従来の「東芝グループ経営ビジョン」、「東芝ブランド・ステートメント/東芝ブランド・タグライン(Leading Innovation)」を廃止します。