八代 清水六兵衞先生の新作展「髙島屋美術部創設110年記念 八代 清水六兵衞展」を京都高島屋・大阪高島屋にて開催
■会期:2018年10月24日(水)~10月30日(火)会場:大阪髙島屋6階美術画廊(大阪市中央区)
■開場時間:午前10時~午後8時 ※各会場とも最終日は午後4時閉場
■入場無料
髙島屋では髙島屋美術部創設110年記念の展覧会として、八代 清水六兵衞先生の新作展を開催いたします。
清水六兵衞先生は、1954年清水焼の名家清水家の長男として生まれ、1979年に早稲田大学理工学部建築学科を卒業後、京都府立陶工職業訓練校と京都市工業試験場で本格的に陶芸を学ばれ、2000年に八代 清水六兵衞を襲名されました。
タタラ技法による構築的な作品は、一貫して作品の持つ空間性を追求され、焼成時の土の変化が釉薬の効果と呼応して、独特の陰影を作品そのものと周囲の空間に及ぼしています。
今展では、大胆にカットを施し、うつわとしての機能を持ちながら、内外あるいは上下の関係性から創造された空間構造を、黒マット釉、鉄赤釉、オパールラスター釉によって表現した造形作品としてのオブジェや花器をはじめ、香炉、茶碗、蓋物などの新作、あわせて約50点を一堂に展観いたします。
↑赤容陶姿A 36.5×36.0×40.0cm
↑輝白陶姿B 45.0×52.5×58.0cm
↑黒泑陶姿G 27.5×27.0×26.5cm
■八代 清水六兵衞(きよみず・ろくべえ)先生の略歴
1954年 京都市生まれ
1979年 早稲田大学理工学部建築学科 卒業
1986年 第14回中日国際陶芸展 外務大臣賞受賞
1988年 京都市芸術新人賞受賞
1993年 京都府文化賞 奨励賞受賞
1999年 タカシマヤ美術賞受賞
2000年 八代 清水六兵衞を襲名
2005年 日本陶磁協会賞受賞
2009年 京都府文化賞 功労賞受賞
2013年 京都美術文化賞受賞
現在 京都造形芸術大学教授
国際陶芸アカデミー(IAC)会員