芸術ユニット・明和電機も参加!金属に魅せられた現代アート作家たちの競演。「メタル フェティッシュ Metal Fetish」
・会 場:日本橋高島屋6階美術画廊X
桑原弘明 mini Scope「きらぼし」2018年
このたび日本橋高島屋美術画廊Xでは、金属に魅了され、独自の表現を展開する現代作家4人と1ユニットによる金属造形作品展「メタル フェティッシュ」を開催いたします。
菅野猛「祈りの道具」B5402 2017年
きめ細かい肌のように美しく研き込まれた表面、官能的な死の香り漂う腐食断面、生物の臓器の如く有機的に絡まるパーツやコード、愛らしくさえ思える神経を逆撫でするギミック。無機的な物質に宿る冷徹なエロスとタナトス。加工や経年によって時間と光を反射し吸収する金属は、私たちを太古の時代から深遠広大な宇宙の果てまで、時空を超えた夢想の世界へと誘います。
内林武史「月の眠る場所」 2018年
まるで未来のお伽噺の語り部たる内林武史氏、クールで艶めかしい祭器のような菅野猛氏、驚異的に微細な詩的世界を創りあげる桑原弘明氏、金属彫刻家であり研究者、直線と曲線によるシュールな緊張感の篠田守男氏、日本の高度成長期の中小企業スタイルで、ナンセンスな「製品」を開発し続ける明和電機。強烈な個性を持った金属フェチの作家たちが、矩形のギャラリーに一堂に集います。金属アレルギーの方はくれぐれもご注意ください。
篠田守男「TC8615 空飛ぶ工場」 2017年
【出品作家】
内林 武史 菅野 猛 桑原 弘明 篠田 守男 明和電機(敬称略・50音順)
明和電機「GM魚立琴」1998年
【イベント】ギャラリートーク=9月2日(日) 15時~16時
【お問合せ】 日本橋高島屋 TEL(03)3211-4111