岐阜聖徳学園大学教育学部・2016年3月卒業生の教員就職率が76.5%を達成 -- 国立大学教員養成学部就職率2位に相当

岐阜聖徳学園大学

1972年に教員養成大学として開学した岐阜聖徳学園大学は、45年にわたる歴史の中で数多くの優秀な教員を輩出し続けている。2016年3月卒業生の教員就職率は76.5%。文部科学省が2017年2月3日に発表した国立大学教員養成学部の教員就職率データと比較すると2位に相当。2017年3月卒業生の教員就職率は73.5%(4月13日現在)で、正規採用率は51.5%と、前年比5ポイント増となっている。同大では、文部科学省から教員養成GPに選定された「クリスタルプラン」を通して、1年次から子どもとふれあう徹底した現場主義のカリキュラムを展開するほか、OB・OG教員のネットワークを強みとした教員採用試験対策を実施。さらに、毎年約10の県や政令指定都市の教育委員会担当者を招き、学内説明会を開催するなど、同大ならではの手厚いキャリアサポート体制が全国トップクラスの教員就職率につながっている。  教員免許は教員養成課程を持つ大学で所定の単位を修得すれば取得できる。しかし実際に教壇に立つには、教員採用試験に合格しなければならない。教員採用試験は教員としての資質を問われる試験であり、教員就職率の高さは、卒業生の大半が教員としての高い資質を持っていることの証しと言える。  岐阜聖徳学園大学が優秀な教員を輩出し続ける背景には、その伝統とともに、独自のカリキュラムによる徹底した現場主義がある。通常の教育学部では、学生は4年次の教育実習で初めて子どもと接することになるが、同大では4年間をトータルに捉えた「クリスタルプラン」と呼ばれる演習授業を設置。同プログラムでは、1年次から学校へ出向き子どもたちとふれあい、4年次まで体系的に教職を体験しながら現場の運営を学んでいく。岐阜市をはじめ、地域の約250校の小・中学校と連携し、全国的にも例を見ない規模で展開する。また、田植え体験などの課外活動を学生たちだけで企画・運営し、子どもへの理解を深め、実践的なスキルを身に付ける。  一方で、3年次からは本格的に教員採用試験対策を実施。一般教養、教職教養、専門科目の筆記対策を重点的に行っている。試験の雰囲気に慣れ、かつ弱点の補強につなげることを目的に、3年次の12月と2月、4年次の4月の計3回、東京アカデミー主催の教員採用試験模擬試験を後援会のサポートにより無料で受験することができる。  さらに、集団面接や個人面接、グループディスカッションなどの実技面でも手厚いサポートを行っている。面接演習には教員採用試験の面接官経験者を招請。本番さながらの面接を体験し、貴重なアドバイスを受ける。また、教育現場で真に求められる力を養成するため、現職教員や教員経験者による講座も実施。数多くの教員を輩出してきた同大の実績は、現職教員・元教員の人的ネットワークを活かした多彩な演習指導につながっている。  このほか、例年約10の県や政令指定都市の教育委員会担当者を招いた学内説明会を開催。自治体ごとの試験の仕組みや内容、教育方針などを細かく分析し、全国の教員採用試験に備える。バランスの良いカリキュラム体系により、幼・小・中・高とすべての教員免許を取得することで、教員としての進路の可能性を広げ、就職先選択に幅が出ることは、卒業後に地元に戻る学生にとって大きな強みとなっている。  「他地域から本学に進学しても、地元に戻って教壇に立つことができます。教員養成の環境が整っている本学に、日本全国の教員を志す受験生に来てほしいと思います。岐阜聖徳学園大学で育った学生が、全国で活躍してくれることが願いです」と、秋山晶則教育学部長はコメントを寄せている。 ・岐阜聖徳学園大学教育学部HP  http://www.shotoku.ac.jp/education/ ・文部科学省HP内関連ページ  資料3 平成28年3月卒業者の大学別就職状況(教員養成課程)PDF http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/02/__icsFiles/afieldfile/2017/02/03/1381825_03_1.pdf (参考記事―ユニヴプレスHP内) ・【岐阜聖徳学園大学】「学生を教員にする」大学の秘策とは?  http://univpressnews.com/2016/12/16/post-654/ ・【岐阜聖徳学園大学教育学部】必要なのは自ら考え、変化に対応する力  http://univpressnews.com/2017/02/15/post-935/ ▼本件に関する問い合わせ先  岐阜聖徳学園大学 広報課  〒501-6194 岐阜県岐阜市柳津町高桑西1-1  TEL: 058-279-6419  FAX: 058-279-2471 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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