SAS、市場調査レポートでオペレーショナル・リスク管理のリーダーに選出

~Chartis Research社調査:「SAS(R) OpRisk Management」の包括的なプラットフォーム、ビッグデータ・アナリティクス機能、拡張可能なデータ管理機能が高く評価~

ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、英国調査会社Chartis Research(以下 Chartis)が発表した「2014年 金融サービス向けオペレーショナル・リスク管理システムに関するRiskTech Quadrant(R) 調査レポート (Operational Risk Management Systems for Financial Services 2014 RiskTech Quadrant(R))」において、カテゴリー・リーダーに選ばれました。SASは、「製品・機能の網羅性」と「市場シェアと成長性」が高く評価され、昨年に引き続きリーダー企業に位置づけられました。

Chartisのマネージング・パートナーであるPeyman Mestchian氏は、「当社の調査結果から、金融機関は今、オペレーショナル・リスクを最も重要なリスクととらえていることがわかりました。加えて、オペレーショナル・リスク管理のプロセスとシステムで対応しなければならない範囲も広がっています。SASの製品は、モデル・リスクや金融犯罪、コーポレート・ガバナンス、コンプライアンスなどの要件に対応する従来のオペレーショナル・リスク管理の範囲を超えて、統合されたテクノロジー環境の一環として管理する手法を採っています。そして、これが当社のRiskTech Quadrant調査においてSASをリーダーに選出した大きな要因となりました」と述べています。

オペレーショナル・リスクの要件、コスト、複雑性への対応が強く迫られている現在、オペレーショナル・リスクをエンタープライズ・プラットフォームに統合する動きが加速していると、Chartisの調査は指摘しています。オペレーショナル・リスク、GRC(ガバナンス、リスク、コンプライアンス)、金融犯罪、エンタープライズ・リスク管理、その他のリスク関連活動をより密接に関連付ける必要があることから、高度なアナリティクス機能への関心が高まっています。この調査レポートでは、多種多様なアナリティクス手法のニーズに対応する「SAS(R) Visual Analytics」のビッグデータ・アナリティクス機能を高く評価しています。

また、Chartisは「信用リスク、市場リスク、ALM(Asset Liability Management)、オペレーショナル・リスク/GRC、流動性リスク、金融犯罪といったさまざまなエンタープライズ・リスク管理のニーズに応えている」として、「SAS(R) OpRisk Management」を称賛しています。2013年のSASのリスク関連テクノロジー製品の売上は、23%増加しています。ChartisはSASの拡張可能なデータモデルが、「オペレーショナル・リスクとGRCの領域に対応し、リスクや規制などのすぐに使用できるデータエレメントと、その各データエレメントに対してすぐに使用できるリスクのタイトルやリスク・オーナーなどのフィールド定義を提供しているのに加えて、それらを制約なしで拡張することができる」点を高く評価しています。

Chartisは、市場は「必要なデータが概して不足していることに加え、損失分布へのフィッティング・プロセスに過度に敏感になっている」ことを深刻にとらえており、オペレーショナル・リスクに向けた新たな定量管理手法のニーズがあることを特定しました。SASは、規制モデルや経済モデルを含めたリスク・キャピタルの算出を組み込んでいるため、オペレーショナル・リスクのエクスポージャーやキャピタル要件を高度にモデリングして、高度な計測を可能にします。さらにこのソリューションは社内外のオペレーショナル・リスク・データを統合することができます。

SASのリスク管理ソリューション担当グローバル・プロダクトマーケティング・マネージャーのブルック・アプトン(Brooke Upton)は、「規制上の罰金や取引スキャンダルによる損失額が膨らんでいることから、オペレーショナル・リスクは重役会議での議題に上がっています。SAS OpRisk Global Dataは、公開された損失を銀行が査定して、同様の資産規模や構成の企業と比較評価できるようにします」と述べています。

SASは先日、「2014年 Chartis RiskTech100(R) レポート (Chartis RiskTech100(R) 2014 report )」においてもカテゴリー・リーダーに選出されています。

「2014年 金融サービス向けオペレーショナル・リスク管理システムに関するRiskTech Quadrant(R) 調査レポート」(英語版)は下記のサイトでご覧いただけます。
http://www.sas.com/content/dam/SAS/en_us/doc/analystreport/chartis-risktech-quadrant-for-operational-risk-management-systems.pdf

<Chartisについて>
Chartisは、リスク管理テクノロジー市場を専門とする調査・コンサルティング会社として、世界的に認知されています。同社の詳細については、http://www.chartis-research.com をご覧ください。

RiskTech Quadrant(R)およびRiskTech100(R)はChartis Research Limitedの登録商標です。
Chartisは、投資アドバイスの提供に関する英国金融行動監視機構(FCA)の認可、統制を受けています。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、革新的なソリューションを通じて、70,000以上の顧客サイトに、パフォーマンスを向上し、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約250名(http://www.sas.com/

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

*2014年6月19日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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