ネットワンシステムズ、経営戦略実現に向け人事制度を改革

~評価・等級・報酬制度を改定し、人財が心置きなくチャレンジできる環境へ~

 ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:竹下 隆史)は、ビジネスモデルのサービス提供型へのシフトを始めとする経営戦略の実行と企業価値の向上に向け、プロフェッショナル人財の育成を推進していくため、人事制度の見直しを行いました。

■人事制度改革の背景・目的
 昨今の生成AIの台頭や運用自動化などの社会環境・経営環境の変化に伴い、当社は、ビジネスモデルをサービス提供型へシフトする経営戦略を掲げています。「組織」と「社員」の成長、さらには経営戦略の実行に向け、「成長意欲を持つ人財が心置きなくチャレンジし、その力を最大限発揮できる環境を整える」人事戦略を策定し、その施策の一つとして、「プロフェッショナル人財の育成」、「人財が活躍するための環境の提供」を目的とした人事制度改革を行いました。これらにより、当社のパーパス「人とネットワークの持つ可能性を解き放ち、伝統と革新で豊かな未来を創る」の実現を目指します。

■当社人事制度のポイント
 「プロフェッショナル人財の育成」、「人財が活躍するための環境の提供」を実現するため、2023年4月より評価制度の改革を、2023年7月および2024年4月より等級・報酬制度の改革を順次施行します。

①長期的な成長・人財育成に寄与する評価制度
 評価制度については、成果だけではなく、そこに至るまでの行動・成果に繋がる行動・上位の役割を担うために求められる行動も従来以上に重視することを目的に、「成果」と「行動」の2つの評価軸に変更しました。評価期間についても事業サイクルに合わせ、これまで半年ごとだった評価期間は1年とすることで、長期的な視点で社員と企業の成長を実現してまいります。また、社員の成長を組織で支援する体制とするため、従来実施していた半年ごとの人財開発会議をより育成にフォーカスするかたちで強化してまいります。

②事業と働き方の変化に適した等級制度
 等級制度においては、事業と働き方の変化に適した人財マネジメントの実現のため、職種区分を再整理しました。これまでの営業職・技術職という枠組みを超えて、技術や市場・業界の専門性を持ち、お客様や社会の課題解決を行うICTビジネス職。そして、コーポレート領域の専門性を持ち、会社の事業を支え、 戦略的・安定的に会社を運営するコーポレート職の2つの職種にします。各職種における従業員の専門性を向上させることで、お客様への付加価値の提供と安定した経営基盤の確立を目指してまいります。
 また、管理職と専門職は、個人の能力ではなく、組織に必要なポジションを定義し、そのポジション役割に見合った実力を持つ人財を任用します。それにより、会社の競争力強化に繋がる人財を育成し、優秀人財のリテンションや獲得を目指します。

③市場競争力を確保した報酬制度
 ポジション区分や等級別の役割の大きさに応じた処遇を実現し、人財獲得における市場競争力を強めるために、市場ベンチマークに基づく競争力のある報酬水準を実現します。今回の人事制度改革においては、2023年7月より月額給与額を全社平均8%引き上げるのと同時に、一定以上の年齢による一律の基本給逓減の仕組みを廃止いたします。
 また、経営戦略実現に繋げることができる人財を抜擢・称賛する事によりさらなる専門能力の向上意欲に繋げること、および社外からの優秀人財を獲得することを目的として、2023年度下半期より当社独自の社内認定制度を導入予定です。
 さらに、2024年4月新入社員の初任給引き上げを実施し、学士・高度専門士・専門・高専卒は260,000円、修士卒は275,000円とします。この新卒初任給の引き上げとバランスを取る形で、既存の若手社員の基本給も2024年4月より引き上げてまいります。

④柔軟な働き方を可能にする多様な制度
 当社では、2010年から働き方改革に取り組んでおり、申請すれば、いつでも・だれでもテレワークができる制度を整えてまいりました。そのため、2020年4月の緊急事態宣言直後、大きな混乱もなく全社でテレワークを基本とした体制に移行することができ、同年10月からは本格的にテレワーク主体の就業制度へ移行しました。テレワークやフレックス制度はもちろんのこと、勤務地変更制度※1やワークセレクト制度※2などの「働く時間」と「働く場所」を柔軟に選択できる制度により、ハイブリッドワークを加速させています。

 従来の柔軟な働き方を実現する多種多様な社内制度と新しい人事制度を組み合わせることにより、さらに働きやすい環境を実現することで、社員ひとり一人が高いパフォーマンスを発揮し、社会への価値提供に貢献してまいります。

※1:勤務地変更制度
所属部門の拠点から離れた場所に居住し、最寄り事業所を「自拠点」として 必要に応じ通勤する働き方を可能にする制度。
※2:ワークセレクト制度
①自己啓発や地域貢献などを目的に働く時間を限定する「タイムセレクト」、②転勤なく勤務地を限定する「エリアセレクト」、③育児、介護等を理由に、仕事内容や期待役割を限定する「ジョブセレクト」から成る、個別事情に応じて働き方を選択できる制度。




<社員向け制度ポートフォリオ>


ネットワンシステムズ株式会社について
ネットワンシステムズ株式会社は、優れた技術力と価値を見極める能力を持ち合わせるICTの目利き集団として、その利活用を通じ、社会価値と経済価値を創出するサービスを提供することで持続可能な社会への貢献に取り組む企業です。常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、自社内で実践することで利活用ノウハウも併せてお届けしています。

※記載されている社名や製品名は、各社の商標または登録商標です

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この企業の情報

組織名
ネットワンシステムズ株式会社
ホームページ
http://www.netone.co.jp/
代表者
吉野 孝行
資本金
1,227,900 万円
上場
(旧)東証1部
所在地
〒100-7024 東京都千代田区丸の内2-7-2JPタワー
連絡先
03-6256-0600

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