9月1日は防災の日。 ~防災意識と防災グッズの選び方~

9月1日は防災の日。
防災意識と防災グッズの選び方

大正製薬株式会社より防災意識と防災グッズの選び方を紹介します。
中小企業庁の2019年版「中小企業白書」によると、日本の自然災害発生件数とその被害額については年々増加傾向です。特に、阪神・淡路大震災(1995年)、東日本大震災(2011年)の発生時には大規模な被害が記録されております。さらに、直近の令和6年能登半島地震(2024年)も大きな被害となりました。また、2018年7月豪雨(西日本豪雨)では、広範囲に大きな被害をもたらしたように、こうした1時間降水量50mmを上回る大雨の発生件数が、この30年間で1.4倍に増加しております。今後も気候変動の影響により、水害が頻発することが懸念されており、日本では地震や水害など災害への対策が必要です。
   

■防災意識と防災グッズの変化
災害が増えている傾向の中、ゼネラルリサーチ株式会社のインターネット調査によると、「東日本大震災の発生前後で防災の意識に変化はありましたか?」という質問に対して、7割以上の方が『はい(71.7%)』と回答していたようです。

さらに、震災発生前後での防災意識を調査した際、右記のグラフ4では「何も準備をしていない」という回答が震災発生前は『62.7%』だったのに対し、震災発生後は『29.7%』にまで減少しています。特に、「家族が数日間過ごせるだけの準備をした」という項目では、震災発生前は『7.6%』だったのに対し、震災発生後は『21.0%』にまで大きく増加しているそうです。
防災意識の高まりとともに災害対策についても変化がみられております。調査の結果、『水』『食料』『マスク』の項目が特に増加しており、準備した防災グッズに関して震災発生後に減少している項目はなかったようです。


【防災意識】
・「何も準備をしていない」方は約1/3
・「家族が数日間過ごせるだけの準備をした」方は約3倍。
【防災グッズ】
・準備している防災グッズは「水」約1.3倍、「食料」約1.6倍。
上記の事から防災意識の高まりに伴い、水や食料を中心とした非常食に対する準備をされる方が増えております。


■非常食の選定ポイント
防災グッズとして多くの方が準備している食料について、どのような非常食を選定していくべきかをプラス株式会社が運営している「もっとキキタイマガジン」のコラムから確認していきましょう。

ライフラインが止まっても食べられるものを選ぶ
非常時には、電気・ガス・水道などのライフラインが寸断される可能性があります。そんな時でも困らないように、加熱調理が不要なもの、更に水すらも使わずに食べられるレトルト食品や缶詰、パンなどを用意しておくと良いでしょう。

おいしさや栄養バランスを考える
非常時において「食事」は楽しみのひとつであり、ストレス緩和や精神的な安定など心のケアにもつながります。可能であれば試食して、おいしいと感じられるものを選びましょう。また、健康を保つために栄養バランスも重要です。炭水化物、タンパク質、ビタミン等がバランス良くとれるような非常食を組み合わせることも大切です。

食器に移し替える必要がないものを選ぶ
災害時には断水が長期化することも少なくありません。食器に移し替えなければ食べられない食品は、食後に食器を洗うことができないため不便です。容器をそのまま食器代わりに使用できるものが理想的です。また、商品によってはスプーンやフォークなどが付属しているものもあるため、そのような点も選定のポイントにするとよいでしょう。

容器が処分しやすいものを選ぶ
避難所では大量のゴミが出るものの、収集することできずに溜まっていくことがあります。ゴミの量を減らすためにも、食べ終わったあとに容器をコンパクトにまとめられるものや、折りたたんで処分できるものが好ましいでしょう。

■リポビタンゼリー長期保存用
大正製薬では災害時に、水・食料などの支援を行ってきましたが、災害後だけではなく、予め備蓄しておける“リポビタン”を開発したいと思い、長期保存食の開発に着手しました。一般的な長期保存食は、乾燥しているもの(乾パンなど)や調理に水が必要なもの(水で戻すご飯)などが主流でしたが、より災害時の環境を考え「前向きになる気持ちを後押しする風味」をコンセプトに「ライフラインが止まっても食べられるもの」かつ「容器が処分しやすいもの」を考えていきました。商品開発に伴い、東日本大震災の際に被災した経験から、備蓄用ゼリーを開発した株式会社ワンテーブル様と協働して、災害時に求められるものを作りました。リポビタンゼリー長期保存用は、災害時に摂りづらい成分を摂取しながら、手軽に1袋で200kcal(おにぎり約1個分)のエネルギー摂取ができます。また、アレルギー物質28品目不使用、ノンカフェインですので、多くの方に飲用して頂く事が可能です。

現在、当製品は製造時において5年保存が可能である為、ご自宅や企業様の備蓄用としてご活用頂いております。また、コンパクトでスペースを必要としない為、通勤時のバッグや車のダッシュボード、会社のデスクなどといった緊急時にもすぐ摂取できるものなっています。


引用)
・中小企業庁.2019年版中小企業白書「第3節中小企業・小規模企業経営者に期待される自己変革」
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2019/2019/html/b3_2_1_2.html
・実査元:ゼネラルリサーチ株式会社 調査タイトル:「防災」に関する意識調査
調査期間:2020年2月8日(土)~ 2月10日(月)・プラス株式会社ジョインテックスカンパニー運営
 https://general-research.co.jp/report20/
・防災・BCPに関わるオウンドメディアサイト「もっとキキタイマガジン」
https://service.jointex.co.jp/index.html
本件に関するお問合わせ先
大正製薬株式会社 メディア推進部 03-3985-1153
白鞘 敬文 t-shirasaya@taisho.co.jp
梶田 寛文 h-kajita@taisho.co.jp

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この企業の情報

組織名
大正製薬株式会社
ホームページ
https://www.taisho.co.jp/
代表者
上原 茂
資本金
2,980,000 万円
上場
東証スタンダード
所在地
〒170-8633 東京都豊島区高田3-24-1
連絡先
03-3985-1111

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