千葉商科大学(学長:原科幸彦)人間社会学部(学部長:伊藤康)は、開設10周年を記念し、サステナビリティ人材の育成をテーマにしたシンポジウムを開催する。
現在の日本は一人当たりの国内総生産(GDP)が世界第4位(2023年)にもかかわらず、国連が発表した「世界幸福度ランキング2024」において51位と、経済的豊かさが幸福度につながっていない現状がある。今後、かつてない少子高齢化の時代を迎え、環境汚染や気候変動、資源をめぐる紛争など重要な地球規模課題に直面しながらも、すべての人が豊かさと幸福感を実感できる社会を構想・実現していくことが必要だ。そのため、企業においても環境や人権に配慮した持続可能な事業活動を担う「サステナビリティ人材」が求められている。
2014年に開設した人間社会学部は、少子高齢化、都市への人口集中、地域経済・コミュニティの衰退等の社会的課題が山積する中、豊かで暮らしやすい「人にやさしい社会」をビジネスで実現する人材を育成してきた。2025年度からの新カリキュラムでは学びをバージョンアップさせ、個人の幸福度向上や社会の経済成長だけでなく、それらを成り立たせるつながりや自然環境の回復も追求する「人・社会・自然のウェルビーイング」をめざすサステナビリティ人材を育成する。
当日は、未来をつくるSDGsマガジン『ソトコト』編集長の指出一正氏が「わたしたちはローカルで幸せをみつける~つながりづくりとウェルビーイング~」と題して講演するほか、本学教員と指出氏が「これからの時代に求められるサステナビリティ人材の育成」をテーマにパネルディスカッションを行う。また、学生の活動を紹介するブースでは地域の方々と共同開発した商品などを試食できる。
〔このような方にお勧め〕 企業のCSRやSDGsを推進する部署の方、自治体職員、学生、大学関係者など
◆千葉商科大学 人間社会学部 10周年シンポジウム ~サステナビリティ人材の育成へ~ (入退場自由)
【開催日時】 8月24日(土) 13:30~18:30(受付13:00~)
(講演 15:05~15:50 / パネルディスカッション 15:50~16:50)
【 会 場 】 千葉商科大学市川キャンパス 1号館 1101教室・1102教室
※詳細は、千葉商科大学公式Webサイト(URL:
https://www.cuc.ac.jp/event/2024/hss10th.html )を参照。
▼本件に関する問い合わせ先
千葉商科大学 経営企画室 広報グループ
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