青山学院大学は、その建学の精神に立脚し、社会の問題、時代の要請に応える活動を推進している。2021年度には女性向けITリカレント教育プログラム「ADPISA-F」を実施し、女性の活躍推進に取り組む団体として、東京都から「令和4年度女性活躍推進大賞優秀賞」が贈呈された。2024年6月から開講する「青山・情報システムアーキテクト育成プログラム(ADPISA)」(主催:同大社会情報学部)は、社会人を対象に高度DX(デジタルトランスフォーメーション)人材を育成するための教育プログラムである。
▼社会情報学部とは
変革の時代の社会の諸問題に対応する人材育成に正面から向き合う学部として、2008年に開設した。「文系」「理系」といった従来の枠組みを取り払い、"文系でもあり、理系でもある"学びを追求する社会情報学部の教育目標は、産業界にも広く受け入れられ、卒業生の進路は情報通信をはじめ、金融、サービス、卸売・小売、製造、その他多様な業種にわたっている。
・公式ウェブサイト:
https://www.aoyama.ac.jp/faculty/ssi/
▼青山・情報システムアーキテクト育成プログラム(ADPISA)とは
社会情報学部では、その設立趣旨に沿った社会人教育にも力を入れており、2017年に社会情報学部の第二の社会人向け教育プログラムとして「ADPISA」を発足した。2019年から履修証明プログラムのADPISA-H(上級コース)を開講している。2021年度には、ADPISA-Eの母体となるADPISA-Fを開講し、女性の活躍推進に取り組む団体として、東京都から「令和4年度女性活躍推進大賞優秀賞」が贈呈された。2022年度からは、ADPISA-E(エントリーレベル)、ADPISA-M(中級者レベル)、ADPISA-H(上級者レベル)の履修証明プログラムを開講している。
・公式ウェブサイト:
https://adpisa.si.aoyama.ac.jp/adpisa/
【プログラム概要】
■青山・情報システムアーキテクト育成プログラム 中級コース(ADPISA-M)■
履修期間:2024年6月15日(土)~2024年10月26日(土)
会場:同大青山キャンパス、オンライン(Zoom)
募集定員:30名
応募資格:大学を卒業した方、またはそれに相当する者
受講料:120時間履修証明(BP)対応:400,000円 ※厚労省訓練給付金で最大70%還元
60時間履修証明(SBP)対応:240,000円 ※厚労省訓練給付金で最大40%還元
募集期間:2024年4月30日(火)まで
申込フォーマット:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf_6GN2j0tJnASqj7uKP1hxPPCU47hsBaHyEj_Tzka_pl6gsA/viewform
・公式ウェブサイト:
https://adpisa.si.aoyama.ac.jp/adpisa-m/
▼ポイント
1. ISアーキテクトに成長するための基礎を修得
ADPISAの最終目標は、DX時代を牽引する人材である情報システム(IS)アーキテクトを輩出することである。この中でADPISA-Mでは、従来型のIT人材、すなわち、「従来の仕事を情報技術に置き換える」ことを仕事にしている方々を対象にしている。ADPISA-Mの受講者はDX時代に必要な情報システム、すなわち「変わりゆくビジネスに新たな価値を創造するための人間を中心にしたシステム」の基礎を学び、現状の自分の業務に活用できるようになる。
2. 10年以上活用できる知識・スキルを対象
DX時代に必要な知識・スキルには、「今必要だが、すぐに陳腐化するフロー型」のものと「その基礎となる蓄積(ストック)型」のものに分類できる。ADPISA-Mが注力するのは、受講者の中に蓄積されていく型の知識・スキルである。ADPISA-M受講者は、人工知能系のツール、アジャイル、RPAといった現在流行っている技術の背後にある基礎的な知識や考え方を併せて身に付けることにより、応用力・発展力をさらに発揮できるようになる。
3. DX時代の標準スキルセットに対応
ADPISAはDX推進スキル標準(DSS-P)のビジネスアーキテクト人材類型を参考に科目を構成している。世界には、 日本ではあまり知られていないDXに対応したスキルをまとめた標準が複数存在する。 ADPISA-Mは、これらの標準で記述されたコンピテンシー(職務遂行能力)を参照し、社会人が自分の 業務で発揮するために必要なコンピテンシーを包括的に定義している。 受講生はこれらのコンピテンシーを身に付け、DXに関連する自分の業務を遂行できるようになる。
4. 技術コーチとキャリアコーチによる個別サポート
ITの技術・職種に精通した技術コーチと、ライフを含めたキャリアデザインを支援できるキャリアコーチを配置し、一人一人をきめ細かくフォローする。社会人である受講生の多様な専門性や受講に至った経緯を尊重し、 ITに関する知識の差による問題を軽減、さらに受講後にありたい姿の実現を支援する。
5. 文科省・厚労省認定の履修証明プログラム
ADPISA-Mは、青山学院大学の履修証明プログラムである。履修証明とは、社会人に対する多様なニーズに応じ、 大学が体系的な教育、学習機会を提供する教育プログラムである。ADPISA-Mの修了者は、学校教育法に基づく 履修証明書が交付される。また、ADPISA-Mの受講修了は、公的な履歴書への記載が可能である。
ADPISA-Mは文部科学省から「職業実践力育成プログラム(BP)」およびその短時間プログラム(SBP)にそれぞれ認定されている。120時間以上の科目受講および修了後にBPの履修証明を取得、また、60時間以上の科目受講および修了後にSBPの履修証明を取得することができ、キャリアアップが図れる。さらに、ハローワークに申請することにより、厚生労働省から職業訓練給付金を受けることも可能である。
■青山・情報システムアーキテクト育成プログラム 上級コース(ADPISA-H)■
履修期間:2024年6月29日(土)~2024年11月2日(土)
会場:同大青山キャンパス、オンライン(Zoom)
募集定員:20名
応募資格:大学を卒業した方、またはそれに相当する者
受講料:120時間履修証明(BP)対応:400,000円 ※厚労省訓練給付金で最大70%還元
60時間履修証明(SBP)対応:240,000円 ※厚労省訓練給付金で最大40%還元
募集期間:2024年4月30日(火)まで
申込フォーマット:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf_6GN2j0tJnASqj7uKP1hxPPCU47hsBaHyEj_Tzka_pl6gsA/viewform
・公式ウェブサイト:
https://adpisa.si.aoyama.ac.jp/adpisa-h/
▼ポイント
1. ISアーキテクトになる
「ITアーキテクト」はコンピューターを中心とした狭義の情報システムを構築するが、「ISアーキテクト」はそれを使用する組織・人も含めた広義の情報システムを企画・構築できる人材である。ADPISA-Hの体系的な教育メニューと、産学で経験豊富な講師陣による実践的な講義により、2020年代の情報システムの創出を担うISアーキテクトとしての職務遂行能力 (コンピテンシー)を身に付けることができる。
2. 社会人が受講しやすいコンパクトな教育プログラム
コンパクトな教育プログラムにより、土曜日に最低9回受講することで同大が発行する履修証明書を取得できる。水曜日夜の講義は全て選択科目でリモート講義で実施し、土曜日の講義は対面講義を中心に都内からの通学に便利な同大青山キャンパスで実施予定である。対面講義はリモート配信も行うが、(遠隔地居住等で開講前にリモート受講を決めている受講生を除き)対面授業の3分の2以上を対面で受講する必要がある。
3. DX時代の標準スキルセットに対応
ADPISAはDX推進スキル標準(DSS-P)のビジネスアーキテクト人材類型を参考に科目を構成している。 世界には、日本ではあまり知られていないDXに対応したスキルをまとめた標準が複数存在する。 ADPISA-Hは、これらの標準で記述されたコンピテンシー(職務遂行能力)を参照し、社会人が自分の 業務で発揮するために必要なコンピテンシーを包括的に定義している。受講生はこれらのコンピテンシーを身に付け、DXに関連する自分の業務を遂行できるようになる。
4. 文科省・厚労省認定の履修証明プログラム
ADPISA-Hは、青山学院大学の履修証明プログラムである。履修証明とは、社会人に対する多様なニーズに応じ、 大学が体系的な教育、学習機会を提供する教育プログラムである。ADPISA-Hの修了者は、学校教育法に基づく履修証明書が交付される。また、ADPISA-Hの受講修了は、公的な履歴書への記載が可能である。
ADPISA-Hは文部科学省から「職業実践力育成プログラム(BP)」およびその短時間プログラム(SBP) にそれぞれ認定されている。120時間以上の科目受講および修了後にBPの履修証明を取得、また、60時間以上の科目受講および修了後にSBPの履修証明を取得することができ、キャリアアップが図れる。 さらに、ハローワークに申請することにより、厚生労働省から職業訓練給付金を受けることも可能である。
■オンライン説明会■
日時:2024年4月18日(木)17:00~18:00
2024年4月24日(水)19:00~20:00
2024年4月26日(金)17:00~18:00
2024年4月30日(火)16:00~17:00
申込フォーマット:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf_6GN2j0tJnASqj7uKP1hxPPCU47hsBaHyEj_Tzka_pl6gsA/viewform
【関連情報】
▼令和4年度東京都女性活躍推進大賞 ー優秀賞ー 青山学院大学(東京都生活文化スポーツ局 公式ウェブサイト)
https://www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp/danjo/jokatsu/files/0000002394/08.pdf
▼修了生からの声(ADPISA 公式ウェブサイト)
https://adpisa.si.aoyama.ac.jp/adpisa/voice/
【プログラムに関する問い合わせ先】
青山学院大学 社会情報学部附置リエゾンラボ
ADPISA(青山・情報システムアーキテクト 育成プログラム)事務局
TEL:042-759-6101
E-MAIL:adpisa-desk@si.aoyama.ac.jp
※メール送信の際は、「@」を半角に変更してください。
【取材に関する問い合わせ先】
青山学院大学 政策・企画部 大学広報課
TEL:03-3409-8159
取材・撮影申し込みフォーム:
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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