SAS、AIの安全性に関する米商務省のコンソーシアムへ参加

SASは米国政府の新しいAI安全研究所の下で安全かつ信頼できる
AIの開発と導入の推進を支援する200超の主要AI関連組織のメンバーに

AIおよびアナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、信頼性が高く、安全な人工知能(AI)の開発と導入をサポートする米商務省の取り組みに参加し、国内の200超の主要AI関連組織のメンバーになることを発表しました。商務省の国立標準技術研究所(NIST)が創設した米国人工知能安全研究所コンソーシアム(AISIC)は、その使命を果たすために、AIの開発者とユーザー、学者、行政と業界の研究者、市民社会団体が結集しています。

SASのデータ倫理実践担当バイスプレジデントであるレジー・タウンゼンド(Reggie Townsend)は、次のように述べています。「強力なAIシステムの開発者として、SASはAIの可能性とリスクを理解しています。SASは、お客様、経済、社会の持続可能な向上と責任あるイノベーションの実現に役立つ、信頼できるAIシステムの開発、導入、促進にコミットしています。AISICは、責任とコラボレーションにより最高のAIイノベーションを導くことで重要なサービスを提供します。SASは、AIの力を人類の向上に活用するために他の組織や個人と協力する機会を心待ちにしています」

米商務省のライモンド長官は、次のように述べています。「米国政府は、人工知能のリスクを緩和し、計り知れない可能性を活かすために必要な基準を設定し、ツールを開発する重要な役割を担っています。バイデン大統領は、安全標準の設定とイノベーションエコシステムの保護という2つの重要な目標を達成するためにあらゆる努力をするよう我々に指示を出しています。米国AI安全研究所コンソーシアムが創設されたのはまさに、我々がそれを実施することを支援するためです。バイデン大統領の画期的な大統領令を通じて、我々はアメリカがその先頭に立てるよう注力しています。そして産業界、市民社会団体、学術界のリーダーのグループと協力することで、アメリカの競争力を維持し、責任を持ってAIを開発するために必要な測定と標準を共に開発し、これらの課題に立ち向かうことができます」

本コンソーシアムは、AIシステムの開発と使用の最前線にいる200超のメンバー企業および団体のほか、AIが社会をどのように変革できるか、どのように変革するかについて基礎的な理解を構築している市民社会団体や学術チームから構成されています。参加組織は、米国の最大手企業や米国の革新的なスタートアップ、世界最先端のAIシステムとハードウェアの開発者、市民社会団体と学術界の主要メンバー、AIの使用に深く関わっている専門職を代表しています。コンソーシアムには、州政府、地方自治体、非営利団体も含まれます。コンソーシアムは、相互運用可能で効果的な安全性を確立する上で重要な役割を果たす、志を同じくする世界中の国々の組織とも連携していきます。

コンソーシアムの全参加者リストは、こちら(https://www.nist.gov/system/files/documents/noindex/2024/02/07/2024-02-07%20The%20US%20AI%20Safety%20Institute%20Consortium%20Member%20List.pdf)をご覧ください。

前例のない瞬間への到達
人工知能は数十年にわたってSAS®ソフトウェアに不可欠な要素であり、AIの進歩を活用できるように、あらゆる業界のお客様を支援してきました。生成AIの爆発的な普及により、責任あるイノベーションが極めて重要な優先事項となり、人材、プロセス、テクノロジーを網羅する包括的なアプローチが求められています。

SASには倫理とカスタマーサービスの企業文化が常にありましたが、AIの急速な普及により、SAS Data Ethics Practice(DEP、データ倫理実践)の創設に至りました。DEPは、SASの従業員、お客様、より多くの分析コミュニティが、人類の幸福と主体性を促進するデータ駆動型システムを構築できるよう支援します。DEPにはデータサイエンティストとビジネス開発スペシャリストが含まれ、AIテクノロジーを開発および進化させる人々と連携します。

これには、SASのAIとアナリティクスの主力プラットフォームであるSAS® Viya®も含まれます。SAS Viyaには、バイアス検出、説明可能性、意思決定の監査可能性、モデルの監視、ガバナンス、説明責任などの信頼できるAI(https://www.sas.com/ja_jp/software/viya.html)機能が搭載されています。SASは昨年、合成データ、デジタルツイン、大規模言語モデルに重点を置いた生成AIサービスも開始しています。

責任あるイノベーションに対するSASのコミットメントの詳細については、こちら(https://www.sas.com/ja_jp/company-information/innovation/responsible-innovation.html)をご覧ください。

*2024年2月8日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリース(https://www.sas.com/en_us/news/press-releases/2024/february/nist-ai-safety-institute-consortium.html)の抄訳です。
本原稿はSAS本社プレスリリースの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。

SASについて
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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