DoubleVerify、Scibids の買収に合意 AI を活用しデジタル広告キャンペーンの最適化ソリューションで業界牽引力を拡大

業界最高水準のAI技術を提供するScibidsと、高い信頼性を誇るDoubleVerifyのインプレッションレベルのデータをシームレスに連携し、キャンペーンのパフォーマンスを最大化させる業界初のソリューションが誕生







ニューヨーク、2023年7月31日(米国時間)- デジタルメディア測定、データおよび分析向けソフトウェアプラットフォーム企業のDoubleVerify(本社:ニューヨーク、CEO:Mark Zagorski、以下DV)は、AIを活用したデジタル広告キャンペーン最適化におけるグローバルリーダーであるScibids Technology SAS(以下Scibids社)の買収契約を締結したことを発表しました。Scibids社の買収は、現金と株式で1億2,500万米ドルと評価され、特定の業績評価指標に基づいて追加の対価が支払われる可能性があります。この買収完了は第3四半期が見込まれています。

今回の買収合意により、ビューアビリティ、コンテクスチュアル、アテンションシグナルを含む信頼性の高いデジタルメディアの品質とパフォーマンスデータを、Scibids社が培ってきた実績を誇るAI技術およびリアルタイム最適化アルゴリズムと組み合わせることが可能となります。この結果、DVが提供するリアルタイムでのキャンペーン最適化ソリューションのさらなる拡大が実現します。本連携によって、DVはアクティベーションから測定まで、デジタルメディアの取引をエンドツーエンドで行うことを可能にし、広告主はサードパーティクッキーを使用することなく、キャンペーンをリアルタイムで最適化することが可能になります。DVは今後、パフォーマンスのプロキシの領域だけではなく、実際の広告KPIの達成や具体的なビジネス成果まで、広告主の目標に寄り添いながらビジネスを推進していくことになります。

DoubleVerify CEOのMark Zagorskiは、次のように述べています。「Scibids社の買収は、当社にとって重要な一歩です。メディア品質に関する業界標準のインサイトを開発・提供し、そのデータを広告主のために活用することで、より優れたキャンペーン成果をもたらすことができます。DVの独自データとScibids社のAIを駆使した最適化技術を組み合わせ、広告を運用するブランド広告主は、卓越したインサイトを活用し、広告パフォーマンスを確実に管理することが可能になります」

Scibids社は、広告主のデジタル広告キャンペーンのプログラマティック・バイイングを自動化・最適化するAIを構築しています。Scibids社のAIは、DSPのインプレッションレベルのデータフィード(価格を含む)、ファーストパーティデータ、ブランドや代理店から提供される測定データを活用し、広告主のKPIや望ましい成果に沿ったクライアントのカスタム入札アルゴリズムを動的に生成します。Scibids社の顧客には、すべての主要持株会社、独立系代理店、およびAllianz、Dell、Spotifyを含むトップグローバルブランドが含まれます。

Scibids CEO & Co-FounderのRemi Lemonnierは、次のように述べています。「DoubleVerify は、独立性、革新性、メディアパフォーマンスの最大化という当社のコミットメントを共有する企業であり、両社のパートナーシップによって、新たな段階へ前進させられることを大変嬉しく思います。今後、当社のカスタマイズ可能なAI技術の能力を増幅させ、デジタル広告のエコシステム全体への影響範囲を拡大させることで、オープンウェブの強化を実現することができます。DVのすべてのチームと協力し、グローバルブランドなどの広告主やパートナーに新たな機会を提供し、キャンペーンの成果を最大化することを楽しみにしています」

今回の買収がもたらす広告主への主な便益は、次のとおりです。
  • 多次元的かつ動的に最適化を洗練した指標を組み込むことで、プログラマティックに広告枠を購入し、利用可能なメディアでのビジネス成果とROIの最大化
  • DVのインプレッションレベルのメディア品質とパフォーマンスデータと、Scibids社独自のAI技術・最適化アルゴリズムとの統合が、継続的な最適化を促進
  • GoogleのDisplay & Video 360、The Trade Desk、Xandrなど、主要なDSPで自動入札を採用することで、手作業を合理化させ運用効率を向上

6月のDV Algorithmic Optimizerの発表とともに、Scibids社との独占提携を発表しました。DV Algorithmic Optimizerは、カスタマイズ可能なAIによってアテンションメトリクスを向上させる最先端のソリューションです。フォーチュン500に名を連ねる多くのブランドとのインマーケットキャンペーンテストでは、DV Algorithmic Optimizerの有効性が実証され、複数キャンペーンでの平均アテンションレベルが63%、獲得インプレッションが95%も増加する結果となりました。今回の買収により、DVのメディア品質とパフォーマンスの測定に、包括的にデータを活用するリアルタイムのキャンペーン最適化機能が拡張されます。

Mark Zagorskiは、さらに次のようにも述べています。「Scibids社との統合により、DVはダイナミックなキャンペーン最適化で業界をリードし、真のビジネス成果をもたらします。この買収により、ベリフィケーション(検証)の領域を再定義し、AIテクノロジーと最も信頼できるインプレッションレベルのメディア品質とベリフィケーションデータによって、アクティベーション、測定、最適化の間の継続的なフィードバックループを提供することができます」

DVは10年以上にわたり、広告エコシステムにおけるデジタルの透明性と信頼性の向上に尽力してきました。この信頼の核となるものはDVの独立性であり、広告主が特定のキャンペーン目標を達成するために、あらゆるメディア環境、フォーマット、デバイスを問わず採用できるソリューションを提供しています。DVとScibids社の統合は、広告サーバーやメディアにとらわれない、2つの最高水準の汎用プラットフォームの融合であり、広告主に信頼できるデータとAI技術を提供することで、デジタル投資の最大化を支援します。

追加情報については、当社IRサイトの最新ニュース&イベントセクションにあるScibids社買収に関する投資家向け資料をご参照ください。

Scibids社について
Scibids社は、AIを活用したデジタル広告の意思決定におけるグローバルリーダーです。2016年に仏パリで創業して以来、プライバシーを尊重した実践を通じてブランドにとって望ましいビジネス成果の達成を支援することにより、デジタルマーケティングのパフォーマンスを成長・拡大させることをミッションに掲げています。Scibids AIは、広告キャンペーンの効果と規模を向上させたい広告主、代理店、すべてのメディアバイヤー向けに設計されています。Scibidsのカスタマイズ可能なAIは、ユーザーの追跡やプロファイリングに依存することなく、パフォーマンスを向上させるアルゴリズムを自動生成するものです。さらに、このAIは主要なDSPで利用可能であり、プランニングと計測データをプログラマティック・バイイング中に実用化することで、広告スタックを統合し測定可能なROIを提供するものです。
https://www.scibids.com/

DoubleVerifyについて
DoubleVerifyは、デジタルメディアの測定と分析のための先進的なソフトウェアプラットフォームです。私たちのミッションは、デジタル広告のエコシステムをより強固で、健全かつ安全なものにし、デジタルメディアの買い手と売り手の間の公正な価値交換を確保することです。フォーチュン500社のうち数百社もの広告主が、DoubleVerifyの公平なデータと分析を利用することでキャンペーンの品質と効果を高め、デジタル広告への投資対効果(ROI)の最大化を図っています。
https://doubleverify.com/japan/

【報道関係者からのお問合せ先】
DoubleVerify PR Office(旭エージェンシー)
担当:マートライ 、住川
DoubleVerify@asahi-ag.co.jp

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この企業の情報

組織名
DoubleVerify Japan
ホームページ
https://doubleverify.com/japan/
代表者
武田 隆
資本金
4,200,000 万円
上場
海外市場
所在地
〒150-6139 東京都渋谷区渋谷2-24-12WEWORK SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE SUITE 45-104
連絡先
03-4580-9134

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