株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)は、本年7月より、従業員の基本給を平均2.7%(約10,000円)ベースアップすることを決定しました。なお、個人成績に応じた昇給を合わせると、一人あたり平均4.1%(約15,000円)の基本給引き上げとなる見込みです。これは、当社において過去最高水準の賃金改定になります。
背景・目的
ニコンは、中期経営計画で掲げる2030年のありたい姿、「人と機械が共創する社会の中心企業」の実現に向け、人的資本への戦略投資を実施し、経営戦略の実行を担う人材の獲得、育成、活躍を強化しています。
昨年10月には、株式会社ニコンにおいて従業員の年収水準を最大約20%、平均約3%
※1引き上げる賃金改定を実施しました。これには、2023年4月以降の入社者を対象とした新卒初任給の引き上げ(最大2万円)も含まれます。
さらにこの度、昨今の急激な物価上昇を鑑み、従業員が安心して働ける生活基盤を整えるとともに、優秀な人材の確保を図ることを目的として、次のとおり賃金改定を決定しました。
ニコンは今後も、従業員一人ひとりの持続的成長と生産性向上にむけて、人材への投資を積極的に行うことで、企業価値向上を目指して参ります。
※1 通期連結営業利益が550億円の場合(2023年3月期 第3四半期決算における業績予想)
賃金改定の概要
<基本給のベースアップ>
対象者 : ニコン労働組合の組合員
※2
実施内容 : 基本給を平均2.7%(約10,000円)ベースアップ
実施時期 : 2023年7月
※2 ニコンの管理職においても、組合員と同様に基本給のベースアップを実施
また、国内連結子会社においても、ニコンと同様の考え方で基本給のベースアップを計画
<新卒初任給の引き上げ>
実施内容 : 新卒初任給を下表のとおり引き上げ
実施時期 : 2024年4月