3大学(法政・関西・中央)共催 学生参画型「データサイエンス・アイデアコンテスト(協賛 マイナビ)」を開催



法政大学(総長:廣瀬克哉)、関西大学(学長:前田裕)、中央大学(学長:河合久)<以下、3大学>は、数理・データサイエンス・AIを学ぶ学生の学修意欲向上と大学間の学生交流の促進、そして社会連携を深耕するため、3大学共催による学生参画型の「データサイエンス・アイデアコンテスト」を、株式会社マイナビ(代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)協賛により開催します。




◆本件のポイント(コンテスト開催目的)
・数理・データサイエンス・AI領域の学修意欲向上
・文理融合教育プログラムを基にした3大学共催によるデジタル人材育成の啓蒙
・建学の精神や立地が異なる大学間連携における学生交流の促進
・産業界を念頭に置いた社会連携の深耕

 デジタル人材の育成について、政府の「AI戦略」(2019年6月)では、未来への基盤作りとして、文理を問わず数理・データサイエンス・AIを学び、大学・高等専門学校の年間約50万人の全ての卒業生が初級レベルを、同じく25万人の卒業生が自らの専門分野への応用基礎力を習得することが目標に掲げられています。また、一般社団法人日本経済団体連合会の提言「新しい時代に対応した大学教育改革の推進―主体的な学修を通じた多様な人材の育成に向けて―」(2022年1月)では、経済界が期待する大学教育改革のうち、今後重視すべき教育内容の1つに、リテラシーとしての数理・データサイエンス・AI教育が挙げられました。
 これらは社会全体のデジタル化や企業・産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進展するなかで、それらを担うデジタル人材の育成が求められていることが背景にあります。こうした社会的要請に応えるため、高等教育機関である大学としてもデジタル人材の育成に注力しているところであり、本コンテストを開催することとしました。

 3大学はすでに、データサイエンスやAIの知識・技術を、学部や専攻分野を問わず大学生の誰もが持つべき基礎的な技能と位置づけ、全学部生を対象とした「数理・データサイエンス・AIに関する教育プログラム」を2021年度よりそれぞれ開講し、3大学の各プログラムは、2022年度に文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に認定されています。さらに、2023年度以降には同応用基礎レベルへの認定申請も見据えるなど、数理・データサイエンス・AIに関する教育を推進しているところではありますが、今回3大学共催による学生参画型の「データサイエンス・アイデアコンテスト」を開催することを通じて、さらにそれらを広く学生に浸透させ、また学習成果を社会に還元することを目指しています。

 本コンテストは、学生が修得した知識・技術を用いたデータの利活用を実践する場として、また、今後より高いレベルで学びを継続し、実社会で活躍する自分をイメージする場として、そして、建学の精神や立地が異なる3大学から専攻分野もさまざまな学生が参加し、多様なアイデアや気づきに触れることにより相互理解を深め、コロナ禍で停滞してしまった学生交流を促進する場とすることを意図しています。



◆コンテスト概要
【対象者】
 3大学学部生及び併設・附属・付属校高校生(個人・グループは問わない)

【テーマ(課題)】
 労働力人口減少の社会問題に果敢に取り組む幅広いアイデアをデータに基づき提案
 1) 「いつでもどこでも生き生きと働くことができる社会」を実現するには
 2) 「地方に移住し、地域で働くライフスタイル」を日本に広げるには
 3) 1)あるいは2)を実現する「仕事選びの方法」は

【選考方式】
 一次選考は各大学で実施、一次選考を経た者・チームが最終選考会でプレゼンテーションを行う方式

【最終選考会】
 2023年10月29日(日) 法政大学 市ケ谷キャンパスにて開催
 プレゼンテーション・質疑応答・審査講評・表彰式・懇親会を予定

【表彰】
 最優秀賞・優秀賞・アイデア賞・エンジニアリング賞・マイナビ賞・オーディエンス賞などを設定の上、各入賞者・チームには賞状ならびに賞金を授与



◆コンテスト実施に至る経緯
 3大学は、いずれの大学も2万人を超える学部生を有し、文理を含めた学部がある総合大学です。学部生を対象とした数理・データサイエンス・AIに関する教育プログラムを同時期(2021年度)に開講し、プログラム運営を中心に情報交流をすすめてきました。

 3大学とも、学生が修得したデータサイエンスのスキルを実社会との共創を通じた活用の機会を模索しており、本コンテストの開催に至りました。その際、社会連携、とりわけ今回は産業界からの視座として「社会課題への提案」につながる実践的なコンテストにするため、株式会社マイナビに協力を仰ぎ、コンテストのテーマ(課題)につながるアイデアの提供と協賛をうけることとなりました。

 法政大学・関西大学・中央大学は、今後も数理・データサイエンス・AI領域の教育プログラムを推進しつつ、本領域の大学間連携を拡充していく予定です。


◆関連ウェブサイト
・法政大学データサイエンスセンター
 https://www.dsc.hosei.ac.jp/
・関西大学データサイエンス教育プロジェクト
 https://www.kansai-u.ac.jp/ds/
・中央大学AI・データサイエンスセンター 
 https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/efforts/ai_and_ds/



【本件に関するお問い合わせ先】
・法政大学データサイエンスセンター事務局 総長室付教学企画室
 E-mail: kyogaku@hosei.ac.jp
・関西大学データサイエンス教育プロジェクト事務局 学長室 
 E-mail: data-science@ml.kandai.jp
・中央大学AI・データサイエンスセンター事務局 AI・データサイエンスセンター事務室
 E-mail: aidatascience-grp@g.chuo-u.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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組織名
法政大学
ホームページ
https://www.hosei.ac.jp/
代表者
廣瀬 克哉
上場
非上場
所在地
〒102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1

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