業種業務ごとの課題解決に貢献し、DXを支援するフルカラー複合機「RICOH IM C6010 / C5510 / C4510 / C3510 / C3010 / C2510 / C2010」を発売

~ ソリューション連携と業界最高の環境性能でお客様へ価値を提供 ~

 株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、お客様のDX(デジタルトランスフォーメーション)とサステナビリティの両面で価値を提供するA3フルカラー複合機の新製品として、「RICOH IM C6010」「RICOH IM C5510」「RICOH IM C4510」「RICOH IM C3510」「RICOH IM C3010」「RICOH IM C2510」「RICOH IM C2010」の7機種16モデルを2023年2月14日に発売します。

 近年、働き方の変化や法改正に伴い、注文書や請求書など紙の電子化が推し進められるなか、複合機はアナログとデジタルをシームレスにつなぎ、お客様業務のDX支援を担うエッジデバイスとなっています。新製品では、エッジデバイスとしての機能強化を図り、名刺や領収書などの小サイズ原稿を含めた多様な紙文書を電子化できます。リコーの共創プラットフォーム「RICOH Smart Integration」を介し、「RICOH kintone plus」(有償)などのさまざまなアプリケーションを複合機と連携することで、電子化した文書を手軽に閲覧、管理、データ処理ができ、ワークフロー全体の効率化を実現します。オプションでは紙折りや針なし綴じ機能の強化を図り、業務に合わせて最適な形で文書を出力できます。
クラウドに接続するエッジデバイスには強固なセキュリティーが求められるため、本製品では最新のセキュリティー機能を搭載しています。お客様ごとの業種業務に寄り添ったリコーらしいデジタルサービスを提供し、DX推進を支援します。

 さらに本製品は、省資源・省エネルギー化によりライフサイクル全体での環境負荷(カーボンフットプリント*1)を前身機より約27%*2削減し、お客様の事業活動での環境負荷低減に貢献します。業界トップ*3となる本体樹脂総重量の約50%(重量比)に回収材(再生プラスチック)*4を使用しているほか、製品梱包材にリサイクル可能な紙材料を使用し、包装プラスチックを従来比54%削減しています。また、新たな低融点トナーの採用などによる消費電力の低減を行うことに加え、製品の組み立て生産で使用するすべての電力を再生可能エネルギー由来の電力で賄っています。環境への取り組みや性能を強化することで循環型社会および脱炭素社会の実現に貢献します。

 リコーは、エッジデバイスやデジタルサービスの活用によるワークプレイスの変革を通じて、お客様のよりよい働き方の実現を支援してまいります。

 *1 カーボンフットプリントはライフサイクルの全体(原材料調達から廃棄・リサイクルまで)で排出された温室効果ガスの
 量を、CO2量に換算した値。
 *2 RICOH IM C6010およびRICOH IM C6000(前身機)本体で算定したもの。
 *3 2023年1月25日現在 米国・連邦政府が調達要件として採用している環境評価システム「EPEAT(Electronic
 Product Environmental Assessment Tool)」A3複合機登録情報において。リコー調べ。
 *4 一度使用されたプラスチックを回収し、再利用して作られたプラスチックのこと。




          
「RICOH IM C3010」(オプションを装着したもの)


仕様と機能
        


「RICOH IM C6010/C5510/C4510/C3510/C3010/C2510/C2010」の主な特徴

1.DXを後押しする電子化業務の効率化
  • 1パス両面ADF(両面自動読み取り)が多彩な用紙厚・用紙サイズに対応。従来ガラス面から1枚ずつ読み取っていた名刺や領収書、小切手などの小さな書類もADFですばやく読み取ることができ、さらに業務アプリケーション(RICOH カンタン名刺電子化アプリ for PHONE APPLI PEOPLEなど)と連携することで紙文書の電子化業務を効率化。また、読み取り速度も強化し、1分間に両面300ページ*6の高速読み取りに対応し、電子化作業の生産性を格段に向上。
  • クラウドストレージサービス「RICOH Drive」(有償)と連携。電子化した文書を強固なセキュリティーで守られている「RICOH Drive」に保存することで、外出先から資料を確認・共有するなど社内外でのハイブリッドな働き方を支援。
  • 「RICOH kintone plus」(有償)と連携。独自の業種別テンプレートを用意し、リコー複合機でスキャンした紙文書をスムーズかつダイレクトに「RICOH kintone plus」へ登録でき、さまざまな業務を効率化。
    *6 A4ヨコ、200dpi文字モード。原稿サイズ混載時は除く。

2.生産性を向上させる業種業務に応じた出力の最適化
  • 胴内に装着できる省スペースなインナー紙折りユニットFD3020では、Z折り、二つ折り、内三つ折り、外三つ折りが可能。さらに、三つ折りでは3枚までの重ね折りにも対応し、請求書やチラシを出力した後の封筒への封入作業まで効率化。
  • フィニッシャーはステープル針を使わず環境にやさしい針なし綴じ*7*8(奥1ヵ所綴じ、2ヶ所綴じ*8)に対応し、学校や医療現場など安全性が求められる現場でも安心して使用可能。
  • 店頭販促用の長尺POP やポスターなどを作成する長尺用紙への印刷に対応。長さ1,260mm *9まで印刷可能でキャンペーン告知やセールなどの販促物の訴求力アップに貢献。
   *7 1000枚フィニッシャー SR3320/インナーフィニッシャー SR3360が必要。
   *8 針なし綴じユニット タイプM52が必要。3000枚中綴じフィニッシャー SR3350/3000枚フィニッシャー
   SR3340に装着可能。
   *9 長さが600㎜以上の場合は用紙幅305mmまで。


3.お客様のセキュリティー強化への対応
  • 最新の暗号化通信プロトコルTLS (Transport Layer Security)1.3に対応。メールやクラウドサービスなどのインターネット通信のセキュリティーを強化。
  • ストレージなどの暗号化に使われるTPM(Trusted Platform Module)についてTPM2.0に対応。暗号化機能を強化することで、複合機内の情報を保護。
  • 外部認証サーバーとしてWindows®/LDAPサーバー利用時、役割に応じた管理者権限を自由に付与できる機能を搭載。お客様のセキュリティポリシーに合わせた詳細な設定が可能。
  • 米国のセキュリティーガイドラインである「NIST*10 SP800-171」に基づき、必要な機能を搭載。
   *10 米国国立標準技術研究所(National Institute of Standards and Technology)

4.循環型社会および脱炭素社会への貢献
  • 再生プラスチック使用率や省エネ性能の向上などにより、商品ライフサイクル全体の環境負荷を軽減し、カーボンフットプリント(CFP)*1を前身機より約27%*2削減。
  循環型社会への貢献
  • 業界トップ*3となる本体樹脂総重量の約50%の再生プラスチック*4使用を実現。
  • 包装材にリサイクル可能な紙製包装材を使用し、前身機比で包装プラスチック使用量を54%削減。環境負荷の低い包装材が評価され、国内外のコンテストで各賞*11を受賞。
  脱炭素社会への貢献
  • リコー独自のカラーQSU技術(DH定着方式)と、従来のトナーに比べ定着温度を12℃下げる低融点トナーを開発し、消費電力を大幅低減。スリープ時は前身機の約50%の電力を低減、標準消費電力(TEC2018)*12は業界トップ*13を実現。
  • 本製品の組み立て生産では、使用するすべての電力を再生可能エネルギー由来の電力で賄っている。
   *11 公益社団法人 日本包装技術協会主催の「日本パッケージングコンテスト2022」で「大型・重量物包装部門賞」を、アジア包装連   
    盟主催の「AsiaStar 2022 Awards」で「Eco-Package(Environmentally Sustainable Package)」部門賞を受賞。
   *12 国際エネルギースタープログラムで定められた測定法による数値。
   *13 財団法人省エネルギーセンターがWebサイトに公開している国際エネルギースタープログラム使用製品(25〜60枚/分クラスの
    コピー/ファクス/スキャナー機能付きのデジタルフルカラー複合機)との比較において。 2023年2月6日現在。リコー調べ。



| リコーグループについて |
リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2022年3月期グループ連結売上高1兆7,585億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/

本件に関するお問合わせ先
≪報道関係のお問い合わせ先≫
株式会社リコー 広報室
TEL: 050-3814-2806
E-mail: koho@ricoh.co.jp

≪お客様のお問い合わせ先≫
リコーテクニカルコールセンター 
TEL:0120-892-111

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この企業の情報

組織名
株式会社リコー
ホームページ
https://jp.ricoh.com/
代表者
大山 晃
資本金
13,530,000 万円
上場
(旧)東証1部,東証プライム
所在地
〒143-8555 東京都大田区中馬込1丁目3-6
連絡先
03-3777-8111

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