青山学院大学 総合プロジェクト研究所 超小型宇宙機研究所(所長:理工学部 物理科学科 坂本 貴紀教授)にて、今年度から開発を開始した超小型衛星 ARICA-2(AGU Remote Innovative Cubesat Alert system-2)が、JAXA 輸送/超小型衛星ミッション拡充プログラムのフィージビリティ・スタディ・フェーズに選定された。
ARICA-2はガンマ線バーストをはじめとする突発天体の速報を民間の衛星通信を用いて行う新しい速報システムの実証を行う衛星。10cm×10cm×20cmの大きさの衛星で、民間衛星通信端末の他に、アマチュア無線帯を用いた送受信機、姿勢制御システム、そして、ガンマ線検出器を搭載する予定だ。
JAXAの輸送/超小型衛星ミッション拡充プログラムにおいて、1年間のフィージビリティスタディを行った後、JAXAによる審査を受け、審査を通過できると衛星開発フェーズに移行する。2年間の衛星開発フェーズを経てJAXAが打ち上げ輸送サービスを選定するというプログラム。
現在は、1年後のJAXA拡充プログラムの審査を通過する事が最大の目標だが、ARICA-2は2025年度の打ち上げを目指して開発を進めている。
青山学院大学独自の衛星ARICA-2の進捗にご期待ください。
▼JAXA 輸送/超小型衛星ミッション拡充プログラム
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