東京工芸大学 ゑ藤隆弘 准教授が「日本サインデザイン賞」で金賞を受賞 -- 「SHISEIDO BEAUTY SITE サイン計画」 --



東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:東京都中野区、以下同大)芸術学部デザイン学科 ゑ藤隆弘准教授が、日本で唯一のサインデザインを対象としたコンペティション「第56回日本サインデザイン賞」で金賞を受賞した。応募数総数は275作品(作品画像数2,542枚、映像数36点)。また、この受賞作品はカッティングシートの可能性を追求する「CSデザイン賞」でも「中川ケミカル賞」を受賞している。




 ゑ藤隆弘准教授の受賞作品は「SHISEIDO BEAUTY SITE サイン計画」。資生堂大阪茨木工場の見学施設「SHISEIDO BEAUTY SITE」のサインデザインである。「旅」から着想し、標識やバス停を模したサインを点在させることで施設全体を街に見立てている。各エリアのカラーはサイン裏面にカッティングシートを貼り、その色を白い壁に反射させることで繊細に表現、旅の期待感や楽しさを演出している。

 なお受賞作品の一部は、10月25日から「CSデザインセンター」で開催される第22回CSデザイン賞展にて展示される。ゑ藤隆弘准教授と受賞作品の概要は以下のとおり。


■受賞作品「SHISEIDO BEAUTY SITE サイン計画」
 資生堂 大阪茨木工場の見学施設「SHISEIDO BEAUTY SITE」のサイン計画。施設コンセプトは「The journey to beauty(美の旅)」。ミュージアム、ラボ、マルシェといったさまざまなエリアを巡りながら、楽しみながらものづくりを学ぶことができる。
 サイン計画は「旅」から着想し、旅の移動中に目にするであろう標識やバス停を模したサインを点在させた。また、主要な導線に通り名をつけ、各ブースに番地サインを設置することで施設全体を街に見立てている。
 各エリアの特徴を視覚化するためのアイコンとカラーも設定。エリアカラーはサイン裏面にカッティングシートを貼り、その色を白い壁に反射させることで表現している。白い空間に軽やかな色をリズミカルに配することで旅の期待感や楽しさを演出し、工場見学という体験を「旅」へと見立てるサインを目指した。
【詳細URL】 https://studyllc.tokyo/project/27/ 





■東京工芸大学芸術学部デザイン学科 ゑ藤隆弘准教授
 多摩美術大学大学院博士後期課程修了後、佐藤晃一デザイン室、廣村デザイン事務所を経て、2016年 STUDY LLC.を設立。2018年 東京工芸大学に入職。同大芸術学部では、グラフィックデザイン固有の思考や表現を多様な領域へ展開することを研究している。世界5大ポスター展の一つ「ラハティ国際ポスタートリエンナーレ2022」ではグランプリを受賞。

■日本サインデザイン賞
 日本サインデザイン賞は、優れたサインデザイン作品を広く社会にアピールすることにより、サインデザインの普及および啓発を図ることを目的として、1966年以来続けられてきた日本で唯一のサインデザインを対象とした顕彰事業。
【URL】 https://www.sign.or.jp/wp/wp-content/uploads/2022/09/56th_SDA-Award.pdf

■CSデザイン賞
 カッティングシートの可能性を追求する「CSデザイン賞」は、カッティングシートの産みの親、中川ケミカル主催のデザインコンペ。
【URL】 https://www.cs-designaward.jp/22th/general.html

■東京工芸大学 芸術学部
 1994年に芸術学部設置(所在地:東京都中野区)。現在メディア芸術を中心とした7学科(写真、映像、デザイン、インタラクティブメディア、アニメーション、ゲーム、マンガ)を有し、テクノロジーとアートを融合させた「メディア芸術」分野のプロフェッショナルを育成している。
【URL】 https://www.t-kougei.ac.jp/


▼本件に関する問い合わせ先
学校法人東京工芸大学 総務・企画課 広報担当
TEL:03-5371-2741
メール:university.pr@office.t-kougei.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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組織名
東京工芸大学
ホームページ
https://www.t-kougei.ac.jp/
代表者
吉野 弘章
資本金
0 万円
上場
非上場
所在地
〒243-0297 神奈川県厚木市飯山1583
連絡先
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